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感涙の第九 [日記/おしらせ]

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先日の日曜日、【一万人の第九】本番でした。
今年で6回目の参加。毎回 歌いながら目頭が熱くなるのを覚えるのですが、今回は途中から涙が止まらなくなり、涙が頬を伝っていました。ラストは声も出ず。何百回と練習している曲なのに、一度きりの本番には格別の想いが交錯するんですね。

特に今年は、佐渡さん(指揮)の音楽に対する熱い想いが 私のような者にでも身近に感じることが出来たように思え、さらには、佐渡さんや レッスンを指導して下さった先生方の期待に応えたいという一途な気持ちや、例年よりも速いテンポの指揮にも必死でついていこうとする一万人の大合唱団のひたむきさなどが相まって、 いとおしくもさえ感じ、例年以上に感情が高ぶってしまったようです。もちろん素晴らしい出来だったのは言うまでもありません。

そういえば、何年か前、野口みずき選手がゲストでこの第九を聴きに来られた時、大泣きされていたのを思い出しました。
音楽には、これほど魂を揺さぶる力があるんですね。

佐渡さんは、当日このようなことも話されました。「歌(音楽)なんて無くたって、世の中は動いていくだろうけど、歌の無い世界は、なんてつまらないだろうか。歌は人の心を豊かにする。」 そう、「歌」の部分を「デザイン」に置き換えれば、そのまま普段私たちデザイナーが意識していることそのものではないですか。 嗚呼、デザインでも、これほどの感動を伴って、人の心を豊かにし、魂揺さぶるものを創っていけるのだろうか... なんてことも考えながら感動のひと時に涙していたのでした。

当日の気持ちの高ぶりをうまく表現できませんが、いろんな感動を、まだまだ体験していきたいと再認識した一日だったと思います。


  第九関連 →お気に入りの音楽-2  →お気に入りの音楽-4


YouTube に当日の模様がアップされていましたのでご案内いたします。




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