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阪神大震災の記憶 [日記/おしらせ]

13年前の1月17日の明け方。私はオフィスに泊まり込み、午前5時頃まで仕事をしていました。翌日は昼一に神戸で打合せの約束があったため、もう寝なければと床について間もなく、あの地震に襲われたのでした。
オフィスの床にごろ寝していたのですが、上からパソコンのモニタは落ちてくるわ、200Kg以上あるカラーコピー機はタップダンスを踊りながら迫ってくるわで、寝入りばな、何が起こったのか理解できませんでした。
ジェットコースターに身を任せるような感覚のまま、30秒ほど経ったでしょうか、揺れたあとは異様な感じの静寂と、窓の外に見えたまぶしいほどの満月を、今でも鮮明に覚えています。
 

■泊まり込んでいた当時のオフィスの様子。机やタンスはかなり滑って部屋の隅に寄っています。年末に買ったばかりのモニタが転落し、お釈迦になってしまいました。私は、その横で寝ていて、あやうく頭直撃でした。
 

■お気に入りのステレオ A&D LX-1010は、窓からベランダに放り出されて、セットしていたCDは、中で割れていました。真冬でしたから窓は当然閉まっていましたが、地震の揺れで全開になっていました。
 
 
地震の直後、すぐに自宅に電話したものの、通じず、焦る気持ちを抑えつつ、自宅に車を走らせました。
帰る道中も、道路は地割れし、周辺の家は崩れて道をふさぎ、自動販売機などもごろごろ倒れているという、見たことの無い風景が続きました。当然信号機は全て消えていました。朝の早い時間のため、まだ渋滞にはなっていませんでしたが、道が大きく波打っており、まともに家までたどり着くのか不安でした。
ちなみに、当時のオフィスは新大阪、自宅は尼崎で、神崎川の土手を利用し、車で30分ほどの距離です。
 
自宅は、重量鉄骨構造の新築でしたので、崩れるような被害はありませんでしたが、それでも家の中は悲惨な状況でした。電話が通じなかったのは、電話機が吹っ飛んでいたからでした。
 

■食器棚の中身は完全に吐き出されて、こっぱみじんでした。
 

■タンスの上置きは、天井に穴をあけ、床に落ちていました。クローゼットの中身はクローゼットのドアを押し破って部屋中に散乱していました。
 
写真は、当時記録用に撮っていたものの一部です。公開する予定など無かったのですが、ブログを始めたと言うこともあり、写真を整理していたら出てきましたので一部を公開しました。
 
我が家はまだしもこの程度で済みましたが、近所のマンションや、母校の校舎など、鉄筋コンクリート製の大きな建物の方が被害は大きかったようです。
 

■近所のマンションです。1階が駐車場のマンションは、多くがこのように崩れました。
 

■1階が崩れると、上の方もこんな有様です。

取り急ぎ、17日中にアップしたいと、大急ぎで書きましたので支離滅裂ですが、私の阪神大震災の記憶です。
もう少し加筆、修正を加えたいと思いますが、今日はこの辺で。


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