近所の桜が満開になったので、仕事前のひととき、久々に外出してみました。(徒歩3分ですが ^^)
今回は趣を変え、オールドレンズでの撮影に挑戦。ビデオカメラ用のシネレンズを無理くりデジタル一眼にくっつけたものです。

30年以上前の、1/2インチCCD用 アナログSDビデオカメラのレンズにつき解像度の高さは望めませんが、オールドレンズならではの、雰囲気ある写真が撮れるかもと、とりあえずのダメ元撮影にチャレンジ。





テスト撮影で解っていたんですが、絞り開放付近(F1.4)では盛大に滲みが出ます。
ただ、夢の中で見たような写真に撮れるので、それが味かなと。
特に桜の花びらが滲んだように写るのは悪くはないですよね。^^

↓ ちなみに、F4あたりまで絞るとにじみは抑えられ、それなりの解像度で撮影できます。



↓ 上の写真を部分拡大するとこんな感じ。悪くはないでしょ。







↓ でも、やっぱし滲んでるのが雰囲気。







色調も柔らかい感じで、さすがアナログ時代のレンズ。
以前撮影したのと比べると、まさに、CD と レコードの違いやね。





Canon Lens PH12×7.5B KRS(B4 1/2 シネレンズ)7.5〜90mm F1.4 + Kenko TelePlus 2× MC-6

Body EOS 20D






レンズとカメラはこんな感じ。MC-6 のマウント部分を改造して取り付けています。
シネレンズなので、大きなグリップがついています。 電動ズーム付き。
仕事で使うには若干厳しい面もありますが、雰囲気ある絵は捨てがたく、お気に入りのレンズになりました。
ちなみに F8 まで絞れば、普通のレンズっぽくも撮れます。
詳しくは、追って「趣味の修理/改造/工作」で書いてみたいと思います。








追記:
昨日の撮影結果を踏まえ、翌朝もテスト撮影に出かけました。
昨日はひどい黄砂で日差しがぼんやりしていましたが、今日はそのような影響も無く、レンズの特性がよく出ていると思います。 F2.8 と F8 で画質比較してみました。

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8

↓ F2.8

↓ F8



拡大:上の写真左にある看板の字も結構綺麗に読めます。隅っこなので色収差が出てます。




絞りを変えるだけで、ここまで画質が変わるのは、現代のレンズ設計技術からすれば出来の悪いレンズとして一笑に付されてしまうんでしょうけれど、使い方によっては表現の幅を広げてくれる魔法のレンズのようにも感じられます。 私はハマってしまいました。^^




















ご近所の桜 2022 アップしました。→こちら

→ 以前の桜撮影はこちらで





 




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