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LoFi レンズで行こう!(笑) [撮影]

ご近所の桜 をご覧いただいた写真に詳しい方から、
「いわゆるオールドレンズや Lo-Fiレンズの、まっとうな使い方ですね。
現代でなお、オールドレンズを使いたいのは、こうした表現がしたいからです。
だけど、なかなかうまくハマる被写体も、そう多くはないのですが、桜とかは、確かに良い被写体ですね。」
というコメントをメールでいただきました。(原文まま引用)  ありがとうございます。m(_ _)m

気を良くしたので(笑)、今回はフルカラー編で Lo-Fi レンズ っぽいのを集めてみました。
仕事では使いにくいレンズですが、趣味用としては色々チャレンジ出来て面白いです。^^


LoFi レンズで行こう!
Canon D30 + 改造 SIGMA 70〜300mm F4〜5.6

古い SIGMA ズームレンズの、後玉レンズ群の内の1枚を裏返して改造した Lo-Fi レンズ。
もともと、ピントの甘いレンズですが、レンズ1枚を裏返すことで周辺部の収差が乱れ、ハレーションも伴って、程よい Lo-Fi 具合を演出してくれるようになりました。(勿論、AF は効きます)
シャープなレンズには望めないような柔らかな春の日差しを感じさせてくれる絵作りがお気に入りです。^^




なお、画像クリックで拡大表示しますので、ピント(ボケ)の具合を確認いただけます。
ただし、当ブログには1ファイル1MBまでの容量制限があるため、高圧縮しており若干荒れています。^^;





LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6

古い Tokina 直進ズームレンズの、後玉を加工して改造した Lo-Fi レンズ。
こちらも、前述 SIGMA レンズ同様に後玉レンズを裏返そうとしたんですが、接着固定されていて外すことができず、後玉レンズ表面の加工に留めました。(表面加工は企業秘密 笑)
やはり、柔らかな表現が Hi-Fi レンズには無い雰囲気を醸していると思います。





LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6






LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6






LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6






LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6

春霞なんて掛かっていなかったのに、周辺部(特に空との境界部)のかすみ具合は朝靄のように見えます。
逆光気味に光を受け、レンズ筒内に光の靄がかかるのでしょう。Lo-Fi レンズならではの自己演出表現ですね。






LoFi レンズで行こう!
SONY α77 + SONY DT Lenz 16〜105mm F3.5〜5.6

ちなみに、一般的な クリアなレンズで撮影すると、こんな感じの写真になりますよね。↑
雰囲気がまるで違います。





LoFi レンズで行こう!
EOS 20D + Canon VideoLens PH12×7.5B KRS(B4 1/2 シネレンズ)7.5〜90mm F1.4 + Kenko TelePlus 2× MC-6

こちらはビデオカメラ用のレンズなのでピントが甘いです。加えて盛大なハレーションが出ています。
けど、逆光に輝く桜の花びらを、こんなに素敵に撮ってくれるレンズは、そうは無いと思っています。
このレンズも、絞り込めば、それなりにシャープな撮影も可能です。^^





LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6





LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6






LoFi レンズで行こう!
Canon D30 + 改造 COSINA 28〜70mm F3.5〜4.8 AF内蔵レンズ

こちらも後玉レンズを裏返したもので、全面ボケだけ(いわゆるピンボケ)で撮影してみました。↑
このレンズは、特徴的なボケパターンが気に入っています。↓


LoFi レンズで行こう!
Canon D30 + 改造 COSINA 28〜70mm F3.5〜4.8 AF内蔵レンズ







LoFi レンズで行こう!
Konica Minolta α-7 Digital + 改造 Tokina 28〜210mm F3.5〜5.6

絵画のような雰囲気がなくもないですよね。^^ (潰れたピクセルが油絵の筆跡のように見えるからかも 笑)






使用したような古いジャンクレンズは、写りがイマイチという理由で、数百円で手に入る場合もあります。
しかし、撮りようによっては、古いレンズでしか撮れない雰囲気もあると思われますので、
「LoFi レンズで行こう!」も、たまにはいいんでは無いでしょうか(笑)


但し、新しいレンズに比べて、コントラストが低い傾向にあり、階調補正は必須です。
ピントが甘いのも、多少の救済はできると思います。
後玉裏返しなどのレンズ改造は、もしやるのなら自己責任で(笑)




カメラの使用用途が、大判プリントとかではなくて、モニタ鑑賞(2Kとか)だったりする場合は、
何千万画素の高品質カメラを使わずとも、古いボディ・レンズで十分に遊べますね。
当ブログで使用したボディ、Canon D30 などは総画素数325万画素だし、
Konica Minolta α-7 Digital でも600万画素(半分の300万画素で撮影)ですし。^^













→ 以前の桜撮影はこちらで





 




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