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セカイモンと、壊れたロボット修理。その2 [ロボット]

前々回ブログ「セカイモンを試してみた」と、前回ブログ「壊れたロボットを修理してみた」の共通続編です!

相変わらず、セカイモンでは おもちゃのロボットに興味が向いていて、年甲斐も無く変なのばかり落札している始末です。
前々回の「オムニホイールロボット:TriBot 」 は、とうとう3台目を落札してしまったし(これで三つ子の兄弟です。まぁ、1台はバラすつもりなんですけど)、他に、蜘蛛みたいなのとか、宇宙犬みたいなのとか。
やっぱ日本人的感覚とはかなり違いますね。日本に輸入されてないのもうなずけるというものです(笑)
でも、とっても良く出来ていて感心しきりです。

RoboQuad.jpgRoboDog.jpg
WowWee社製 ↑ 蜘蛛みたいなのと、宇宙犬みたいなロボット ↑ (どちらも結構シュールな動きですよ)


こういった日本では手に入らないレアものを手軽に入手出来ちゃうのが、セカイモンの妙ですね。(スリスリ)




で、今回のセカイモンでは、あえてジャンク品も落札してみました。
実は、ヤフオクでもジャンク品を落札しては修理して生き返らせるというのを楽しみに、前回のブログのような事を、色んな商品で結構やってるんですよね。(仕事の合間に。難問クイズを解くような楽しみがあるんですよ。ストレス解消にもなるし実益も兼ねてですね。)
そんでも、わざわざ地球の裏側からジャンク品なんて取り寄せなくても、とか言われそうですけども(笑)



今回の壊れたロボットは、下の3匹。

junk-1.jpgjunk-2.jpg

ご覧のように、しっぽの無いヤツとか、痛々しいでしょ。すべて故障品ジャンクとの事。3匹まとめ売り。
どうやら、おもちゃ売場での展示品だったもののようです。

でも、3匹分のパーツがあれば、絶対1匹ぐらいは蘇生出来そうだし、基板や、センサー、モーターも余ったヤツから充分取れるだろうしという事で落札したんです。
この恐竜ロボットは、タカラトミーから Omnibot シリーズの「ハロー!ダイノ」という名前で今年の4月に新発売されましたから、日本でも手に入るんですけど、1匹 ¥15,000 で3匹だと結構な値段になるし、気軽に部品取りと言う訳にも行かないので、1匹でも蘇生出来て残りはパーツ取りになれば儲け物という事で。(ちなみに、ジャンク3匹で ¥4,000ほど(送料は別)でした)

しかも嬉しい事に、先日届いた3匹にはオークション説明に無かった破損パーツのしっぽも同梱されていました。これで、パーツに不足分がなくなったため、上手くすれば3匹とも蘇生させることが出来ますよね。
で、修理が出来たので、例によって記念撮影。



幸い、3匹とも軽微な故障だったので、全員が生き返りました!! なんとも嬉しそうなはしゃぎ様でしょ。
恐竜なんで、ちょっと凶暴ですけどね。
セグウェイのように、2輪でバランスをとって動き回るロボットで、自律モード、リモコンモード共に結構本物の生き物のような機敏な動きをしてくれます。
あんまり可愛いんで、またしても部品取り用にバラすのをためらってしまいます〜。 この悩みは尽きませんね。

Hello_Dino.jpg








他にも、もう一つ。ロボット修理編を。

i-SOBOT_1.jpg
Omnibot シリーズの第1作目ロボット  i-SOBOT

8年ほど前に発売された世界最小の 17関節を持つ本格ロボットで、ギネスにも登録されたと言う代物ですが、私、知らなかったんですね。
どんな動きをするのか触ってみたくなって、こちらは楽天市場の中古店舗でゲットしました。
一応、動作品との事でしたが、喋らへ〜ん!
付属のマニュアルを読むと、色々喋りながら動くようになってるんですけど、うんともすんとも喋ってくれませんでした。手足はちゃんと動作してるんですけどね。
動きはスローモーで緩急も無く、ちょっと単調な感じなので喋ってくれないことにはこれでは物足りない。

という事で、早速バラして修理を試みる事に。
音声回路の不具合そうなので、どこかからでも信号さえ出ていれば、なんとかなるはずと一縷の望みを持って、テスター片手に回路を辿ってみましたが、、、あれ? スピーカーの手前までは信号が来ているようだぞという事で、手持ちのスピーカーに繋ぎ替えてみると、いきなり喋り始めたではありませんか!

と言う訳で、蘇生と言うほどの手術ではなかったんですけど、不要になったヘッドホンに付いてたSPユニットと交換して(と言っても、サイズが合わず、ロボット側のボディをかなり削って加工しましたけど)なんとか修理完了。なんせ、全ての部品が小さくって、大変でした。
斯くして、i-SOBOT 君も、元気に喋りながら動作出来るようになりましたとさ。



最近、仕事の合間は、デザインオフィスなのにロボットの修理工場みたいになってるんですよねぇ(笑)
でも、プロダクトデザインもやってるんで、こういうのっていい鍛錬になるんですよ。分解修理をやってると、先人の知恵と工夫が手に取るように伝わってくるからです。




→ NHKドラマ「2030かなたの家族」にロボット出演!