お気に入りのデザインモノたち--5(SUZUKI Cappuccino) [お気に入りのデザインモノたち]
お気に入りのデザインモノたち、【その5】です。 →→【その1】【その2】【その3】【その4】はこちら
今回は、もう1台のお気に入りのオープンカー【Cappuccino】SUZUKI カプチーノ! です。
この車は、私がデザイナーとして独立したのと同じ時期、1991年 秋に発売されました。
フリーのデザイナーとして独立した当時、とりあえず自分の稼ぎで自分専用のオープンカーをと、この車を駆って得意先に乗り付けるのを最初の目標設定にした、強い思い入れのある車です。(目標が軽自動車とは かわいいもんですね (^_^;)
その目標達成には、まる4年かかりました...。f^_^;
だから、購入出来たカプチーノもマイナーチェンジ後の後期モデルになります。
当時、ノーマルアスピレーションでは最高性能の HONDA VTEC に乗っていたので、わずか 660cc エンジンには全く期待してなくて、カプチーノは あくまでもデザイン重視で手に入れた セカンドカーのつもりだったのですが、、、乗ってみると驚く速さ。
マイナーチェンジ後の カプチーノのトルクウェイトレシオは、65kg!(ちなみに前期モデルのカプチーノは80kgです。 あなたの車も 車重÷トルクで計算してみて下さい。当然数字が小さい程 加速性能が良い訳です)
何と、この数値は、乗っていた VTEC エンジンのホンダ車と同レベルのものだったのです。(最高速の目安となる パワーウェイトレシオについては、馬力規制で64psに抑えられていた軽規格のため、かなりの差はありますが)
軽自動車だから、我慢して乗ろうと考えていた私にとっては、嬉しい誤算でした。
納車されて 100m走っただけで解った、ただ者ではないこの軽自動車に、思わずニンマリしたのを思い出します (^^)V
ちなみに自動車雑誌等によると、ノーマルでもゼロヨン15秒台が可能な基本性能との事。これって幻のスポーツカーといわれる TOYOTA 2000GT にも引けを取らない数字ではないですか!?!(なんとも大胆で恐れ多い比較ですが..)
軽規格だからと、この車の購入を躊躇している方がいるならば、それは無用な心配です。
これだけの速さに、軽自動車らしい燃費の良さ(街乗りでも 16〜17km/L、長距離なら20km/L以上確実)は、昨今のガソリン高騰にはありがたい。
当分手放せそうにありません。 この カプチーノとは、もう、13年 苦楽を共にしています。
■スーパーセブンばりに、着座ポイントは後輪の直前。
軽規格では唯一無二の、ロングノーズ・フロントミッドシップ FR車なのです。
FR レイアウトに加えて、デタッチャブルのハードトップや、4輪ダブルウィッシュボーンという凝ったサスペンションを持つカプチーノは、軽量化に不利な条件をものともせず、アルミパーツの多用により、車重690kg 前後バランスも、理想的な 51:49を実現しています。
■モーターショーのショーモデルがそのまま市販された、美しい造形。ヒップライン。
■ちなみに、こちらがショーモデル。↓↓
89年の東京モーターショーでお披露目され、市販予定の無かったショーカーが、あまりの反響に急遽市販化決定されたのは有名な話です。2年後に市販。
ショーモデルはボンネットとフェンダーが一体化されており、レーシングカーのようにガバッと開くタイプでした。カーボンモノコック製で、車重400kg台!と公表されていました。
市販車は当然カーボンモノコック製ではありませんが、ボンネットやフェンダー下部パネル、ルーフ、ロールバーにいたるまでにアルミ材が採用され、オールアルミブロックエンジン搭載も相まって690kgの軽量(同クラスの HONDA ビートより大人一人分70kg軽量・昨今のトールタイプ軽自動車より200kg以上も軽量)を誇っています。
■サイドシル部分には、誇らしげに【SUZUKI DESIGN】のエンブレムが。 ショーカー派生モデルの証。
■私のはシフトノブを短くカットしてあって、ジョイスティックのようにコキコキ操作出来ます。^^
■当時の広告が 手持ちの旧い雑誌に残っていました。
【その4】で紹介した、光岡 Zero-1 Classic Type-F 同様グッドデザイン選定製品。さらに、ライトウエイトスポーツカーの本場、英国でも '92 オートデザイン大賞を受賞。
Cappuccino は、国際的にも高い評価を受けた秀逸なカーデザインです。
こんな素敵な車が、新車時150万そこそこで購入出来たのは素晴らしい事だと思います。
(当時は、軽自動車約2台分の価格だったので高く感じたものでしたが、今考えると安い買い物だったと思えます。)
10年以上経った今でも、程度の良いカプチーノは新車時価格のままで取引されているとの事で、その人気と、いつまでも陳腐化しない車としての完成度の高さ、デザイン性の高さが伺えます。
→ お気に入りのデザインモノたち【その6】アップしました。
→ Cappuccino で阿蘇山へ出掛けて来ました。
今回は、もう1台のお気に入りのオープンカー【Cappuccino】SUZUKI カプチーノ! です。
この車は、私がデザイナーとして独立したのと同じ時期、1991年 秋に発売されました。
フリーのデザイナーとして独立した当時、とりあえず自分の稼ぎで自分専用のオープンカーをと、この車を駆って得意先に乗り付けるのを最初の目標設定にした、強い思い入れのある車です。(目標が軽自動車とは かわいいもんですね (^_^;)
その目標達成には、まる4年かかりました...。f^_^;
だから、購入出来たカプチーノもマイナーチェンジ後の後期モデルになります。
当時、ノーマルアスピレーションでは最高性能の HONDA VTEC に乗っていたので、わずか 660cc エンジンには全く期待してなくて、カプチーノは あくまでもデザイン重視で手に入れた セカンドカーのつもりだったのですが、、、乗ってみると驚く速さ。
マイナーチェンジ後の カプチーノのトルクウェイトレシオは、65kg!(ちなみに前期モデルのカプチーノは80kgです。 あなたの車も 車重÷トルクで計算してみて下さい。当然数字が小さい程 加速性能が良い訳です)
何と、この数値は、乗っていた VTEC エンジンのホンダ車と同レベルのものだったのです。(最高速の目安となる パワーウェイトレシオについては、馬力規制で64psに抑えられていた軽規格のため、かなりの差はありますが)
軽自動車だから、我慢して乗ろうと考えていた私にとっては、嬉しい誤算でした。
納車されて 100m走っただけで解った、ただ者ではないこの軽自動車に、思わずニンマリしたのを思い出します (^^)V
ちなみに自動車雑誌等によると、ノーマルでもゼロヨン15秒台が可能な基本性能との事。これって幻のスポーツカーといわれる TOYOTA 2000GT にも引けを取らない数字ではないですか!?!(なんとも大胆で恐れ多い比較ですが..)
軽規格だからと、この車の購入を躊躇している方がいるならば、それは無用な心配です。
これだけの速さに、軽自動車らしい燃費の良さ(街乗りでも 16〜17km/L、長距離なら20km/L以上確実)は、昨今のガソリン高騰にはありがたい。
当分手放せそうにありません。 この カプチーノとは、もう、13年 苦楽を共にしています。
■スーパーセブンばりに、着座ポイントは後輪の直前。
軽規格では唯一無二の、ロングノーズ・フロントミッドシップ FR車なのです。
FR レイアウトに加えて、デタッチャブルのハードトップや、4輪ダブルウィッシュボーンという凝ったサスペンションを持つカプチーノは、軽量化に不利な条件をものともせず、アルミパーツの多用により、車重690kg 前後バランスも、理想的な 51:49を実現しています。
■モーターショーのショーモデルがそのまま市販された、美しい造形。ヒップライン。
■ちなみに、こちらがショーモデル。↓↓
89年の東京モーターショーでお披露目され、市販予定の無かったショーカーが、あまりの反響に急遽市販化決定されたのは有名な話です。2年後に市販。
ショーモデルはボンネットとフェンダーが一体化されており、レーシングカーのようにガバッと開くタイプでした。カーボンモノコック製で、車重400kg台!と公表されていました。
市販車は当然カーボンモノコック製ではありませんが、ボンネットやフェンダー下部パネル、ルーフ、ロールバーにいたるまでにアルミ材が採用され、オールアルミブロックエンジン搭載も相まって690kgの軽量(同クラスの HONDA ビートより大人一人分70kg軽量・昨今のトールタイプ軽自動車より200kg以上も軽量)を誇っています。
■サイドシル部分には、誇らしげに【SUZUKI DESIGN】のエンブレムが。 ショーカー派生モデルの証。
■私のはシフトノブを短くカットしてあって、ジョイスティックのようにコキコキ操作出来ます。^^
■当時の広告が 手持ちの旧い雑誌に残っていました。
【その4】で紹介した、光岡 Zero-1 Classic Type-F 同様グッドデザイン選定製品。さらに、ライトウエイトスポーツカーの本場、英国でも '92 オートデザイン大賞を受賞。
Cappuccino は、国際的にも高い評価を受けた秀逸なカーデザインです。
こんな素敵な車が、新車時150万そこそこで購入出来たのは素晴らしい事だと思います。
(当時は、軽自動車約2台分の価格だったので高く感じたものでしたが、今考えると安い買い物だったと思えます。)
10年以上経った今でも、程度の良いカプチーノは新車時価格のままで取引されているとの事で、その人気と、いつまでも陳腐化しない車としての完成度の高さ、デザイン性の高さが伺えます。
→ お気に入りのデザインモノたち【その6】アップしました。
→ Cappuccino で阿蘇山へ出掛けて来ました。