FreeHand _付録 <ブレンド他 色々> [FreeHandで行こう!]
【FreeHandで行こう!】その17(付録編エトセトラ)です。
FreeHand の情報を求めている方や、Illustrator ユーザーの方にも、お役に立てれば幸いです。
今回は付録編につき、初めてお越しの方は、総集編か カテゴリーTOPからご覧になられるのをお薦めします。
→ FreeHand _総集編はこちら → FreeHand _カテゴリーTOPはこちら
■今回の作例は、ブレンドの習作です。少しの工夫で、綺麗なパターンや立体的なオブジェが簡単に作成出来ます。
種明かしは以下に。ほとんど、線幅を変えてブレンドしているだけなのがお解りになるでしょう。
その昔、FreeHand 8で作成したものです。
***
今回は、表現を豊かにするためのツールをご紹介。主にムービーファイルです。
(当ブログ標準のムービーが表示出来なくなったため Youtube に置き換えました)
■FreeHand の3Dツールには、他にも、オブジェクトに厚みを付けたり、回転させて立体にさせるようなものもありますが、ここに紹介するツールは、2Dのオブジェクトを3D空間に浮かべて様々な角度からパースを付けて見せるものです。操作していてエキサイティングなのは、リアルタイムにぐりぐり回せることです。
Illustrator の多くのツールはダイヤログボックスから パラメーターを変更してプレビューさせるものが多いですが、FreeHand のツールの多くは、プレビュー画面上で、直接マウス操作するものが多いのも両者の差ですね。
■ポリゴンツール(多角形ツール)は、円ツールや四角ツールと同様に、形状属性を解除するまでは、様々な変形が出来るように設計されています。頂点や谷部分をドラッグ変形できる(optionキー併用)他にも、パラメータ入力で、頂点の数や角Rの半径が、いつでも自在に変更可能です。マウス操作で自在に変化させられるため、ムービーのように ダイナミックな形状変形も簡単にできる訳です。
■以前、円ツールの解説で、扇形に変形出来るのを紹介しましたが、今回は、円弧です。ご覧の通り自由自在。360度円弧は、そのまま通常の円に戻ります。円弧と扇形は、オブジェクトパレット「パスをクローズ」のチェックで切り替えます。
■Illustrator には左右反転ツールしかありませんが、FreeHand には強力なミラーツールが用意されています。
ミラーツールは、設定によっては万華鏡のような効果も出せます。パターン作成に強力なツールです。
■エンベロープツールを使えば、2Dオブジェクトを自在に変形させることが出来ます。エンベロープツールのポイント操作は、ペンツールやベジゴンツールと同じです。デフォルト設定では、ポイントやハンドルが色々設定されていますが、四隅のポイントだけのもの(ハンドルも仕舞っておく)を用意しておくと汎用的に使いやすくなると思います。
■以前、ナイフツールを彫刻刀のように使用し、地図が描けるというのを紹介しました(使い方-7参照)が、グラデーション塗りに対して、ざっくばらんに使えば、バックグランドパターン作成にも利用出来ます。下記作例。
下の作例では、ベベル(内側)塗りを適用してみました。山岳地図を意識した塗りが作成出来ました。
下の作例は、舗装路のブロックパターンです。平面に並べてから、最初に紹介した3Dツールでパースをつけました。
下の作例は、ブレンドオブジェクトに魚眼ツールを適用してみました。七夕の飾りのようなものが作成出来ました。
下の作例は、冒頭で紹介したブレンド機能を使用して、ボトル外観のデザインをした時のものです。ブレンドで作っておけば、キーオブジェクトを少し変更するだけで、バリエーションが簡単に作成出来ます。
***
今回は、付録編として、表現の幅を広げるツールを、ざっくばらんに紹介してみました。
出来の良いツール満載ですので、楽しみながら操作を習得して下さい。 FreeHand で行こう!!!
また、何か紹介出来るものを思い出したら、追加していこうと思います。
→付録編その2 アップしました。
→総集編 では、FreeHand の真の実力がご覧頂けます。
→FreeHand_INDEX はこちら
追伸:
旧くからの MAC ユーザーは、今でも OS-9 環境を使っている方も多いようです。
理由としては、使い慣れたバージョンのアプリケーションが手放せないと言うことのようですね。
FreeHand も、バージョン 9 を使われている方が、私の周りにも数人おられます。
FreeHand9は、OSXのクラシック環境では動かないと諦めている方が多いようですが、そのような方には朗報です。
FreeHand9の、アップバージョン 9.01は、確かにクラシック環境では起動しないのですが、オリジナルのバージョン9は、クラシック環境で問題なく動作します。もし、9.01を使用していて OSXへの移行を見送ってきた方は、OSXのクラシック環境でFreeHand9のオリジナルバージョンをお試し下さい。何の問題も無く高速に動作します。
MXバージョンの、11.01は、OSX専用アプリケーションです(カーボンアプリですが)。FreeHand9と、MX 両方を気持ちよく使おうとすれば、MAC_G5がおすすめですね。仕事で使う限りは、古いファイルも当時のバージョンで開く必要のある場合がありますので知っておけば役立つと思い紹介しました。
追記:
2008年11月、Illustrator CS4 が発表されました。CS4 の新機能は、軒並み FreeHand からの移植オンパレードで、今回のバージョンアップでは かなり FreeHand ライクになってきてはいますが、、、、、実際のところはこちらで比較していますのでご覧下さい。まだまだ追いついては来ないですね。やっぱり当分の間、FreeHand は安泰です。
***
※文中、キーボードの、コマンド、option、comtrol 表記は、MACのものです。WINの場合は表記が異なりますので推察して下さい。マウスクリックも、2ボタンの場合 操作が変わるようです
***
シリーズを続けています。 初めてお越しの方は、総集編か、カテゴリーTOPからご覧下さい。
→総集編 では、FreeHand の真の実力をご覧頂けます。
→続・総集編 は、総集編の続編です。総集編と合わせてご覧下さい。
→FreeHand _カテゴリーTOP はこちら
→FreeHand_使い方 TOP はこちら
→FreeHand_INDEX はこちら
→付録編 では、ざっくばらんな情報をご覧いただけます。
→Tips編 小ネタ集です。
→FreeHand VS CS4 では、最新版の Illustrator CS4 と比較しています。どうよ。
→FreeHand VS CS5 では、最新版の Illustrator CS5 と比較しています。どうよ。どうよ。
→FreeHand_入門編 Illustrator の作業が、FreeHand ではこんな感じ。
→FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供しています。
***
→FreeHand カテゴリー 一覧はこちら
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■今回の作例は、ブレンドの習作です。少しの工夫で、綺麗なパターンや立体的なオブジェが簡単に作成出来ます。
種明かしは以下に。ほとんど、線幅を変えてブレンドしているだけなのがお解りになるでしょう。
その昔、FreeHand 8で作成したものです。
***
今回は、表現を豊かにするためのツールをご紹介。主にムービーファイルです。
(当ブログ標準のムービーが表示出来なくなったため Youtube に置き換えました)
■FreeHand の3Dツールには、他にも、オブジェクトに厚みを付けたり、回転させて立体にさせるようなものもありますが、ここに紹介するツールは、2Dのオブジェクトを3D空間に浮かべて様々な角度からパースを付けて見せるものです。操作していてエキサイティングなのは、リアルタイムにぐりぐり回せることです。
Illustrator の多くのツールはダイヤログボックスから パラメーターを変更してプレビューさせるものが多いですが、FreeHand のツールの多くは、プレビュー画面上で、直接マウス操作するものが多いのも両者の差ですね。
■ポリゴンツール(多角形ツール)は、円ツールや四角ツールと同様に、形状属性を解除するまでは、様々な変形が出来るように設計されています。頂点や谷部分をドラッグ変形できる(optionキー併用)他にも、パラメータ入力で、頂点の数や角Rの半径が、いつでも自在に変更可能です。マウス操作で自在に変化させられるため、ムービーのように ダイナミックな形状変形も簡単にできる訳です。
■以前、円ツールの解説で、扇形に変形出来るのを紹介しましたが、今回は、円弧です。ご覧の通り自由自在。360度円弧は、そのまま通常の円に戻ります。円弧と扇形は、オブジェクトパレット「パスをクローズ」のチェックで切り替えます。
■Illustrator には左右反転ツールしかありませんが、FreeHand には強力なミラーツールが用意されています。
ミラーツールは、設定によっては万華鏡のような効果も出せます。パターン作成に強力なツールです。
■エンベロープツールを使えば、2Dオブジェクトを自在に変形させることが出来ます。エンベロープツールのポイント操作は、ペンツールやベジゴンツールと同じです。デフォルト設定では、ポイントやハンドルが色々設定されていますが、四隅のポイントだけのもの(ハンドルも仕舞っておく)を用意しておくと汎用的に使いやすくなると思います。
■以前、ナイフツールを彫刻刀のように使用し、地図が描けるというのを紹介しました(使い方-7参照)が、グラデーション塗りに対して、ざっくばらんに使えば、バックグランドパターン作成にも利用出来ます。下記作例。
下の作例では、ベベル(内側)塗りを適用してみました。山岳地図を意識した塗りが作成出来ました。
下の作例は、舗装路のブロックパターンです。平面に並べてから、最初に紹介した3Dツールでパースをつけました。
下の作例は、ブレンドオブジェクトに魚眼ツールを適用してみました。七夕の飾りのようなものが作成出来ました。
下の作例は、冒頭で紹介したブレンド機能を使用して、ボトル外観のデザインをした時のものです。ブレンドで作っておけば、キーオブジェクトを少し変更するだけで、バリエーションが簡単に作成出来ます。
***
今回は、付録編として、表現の幅を広げるツールを、ざっくばらんに紹介してみました。
出来の良いツール満載ですので、楽しみながら操作を習得して下さい。 FreeHand で行こう!!!
また、何か紹介出来るものを思い出したら、追加していこうと思います。
→付録編その2 アップしました。
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追伸:
旧くからの MAC ユーザーは、今でも OS-9 環境を使っている方も多いようです。
理由としては、使い慣れたバージョンのアプリケーションが手放せないと言うことのようですね。
FreeHand も、バージョン 9 を使われている方が、私の周りにも数人おられます。
FreeHand9は、OSXのクラシック環境では動かないと諦めている方が多いようですが、そのような方には朗報です。
FreeHand9の、アップバージョン 9.01は、確かにクラシック環境では起動しないのですが、オリジナルのバージョン9は、クラシック環境で問題なく動作します。もし、9.01を使用していて OSXへの移行を見送ってきた方は、OSXのクラシック環境でFreeHand9のオリジナルバージョンをお試し下さい。何の問題も無く高速に動作します。
MXバージョンの、11.01は、OSX専用アプリケーションです(カーボンアプリですが)。FreeHand9と、MX 両方を気持ちよく使おうとすれば、MAC_G5がおすすめですね。仕事で使う限りは、古いファイルも当時のバージョンで開く必要のある場合がありますので知っておけば役立つと思い紹介しました。
追記:
2008年11月、Illustrator CS4 が発表されました。CS4 の新機能は、軒並み FreeHand からの移植オンパレードで、今回のバージョンアップでは かなり FreeHand ライクになってきてはいますが、、、、、実際のところはこちらで比較していますのでご覧下さい。まだまだ追いついては来ないですね。やっぱり当分の間、FreeHand は安泰です。
***
※文中、キーボードの、コマンド、option、comtrol 表記は、MACのものです。WINの場合は表記が異なりますので推察して下さい。マウスクリックも、2ボタンの場合 操作が変わるようです
***
シリーズを続けています。 初めてお越しの方は、総集編か、カテゴリーTOPからご覧下さい。
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→続・総集編 は、総集編の続編です。総集編と合わせてご覧下さい。
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→Tips編 小ネタ集です。
→FreeHand VS CS4 では、最新版の Illustrator CS4 と比較しています。どうよ。
→FreeHand VS CS5 では、最新版の Illustrator CS5 と比較しています。どうよ。どうよ。
→FreeHand_入門編 Illustrator の作業が、FreeHand ではこんな感じ。
→FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供しています。
***
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お気に入りのデザインモノたち--4(Mitsuoka ZERO-1) [お気に入りのデザインモノたち]
お気に入りのデザインモノたち、久々に再開【その4】です。 →→【その1】【その2】【その3】はこちら
永らく FreeHand 連載が続いたので、気分転換に お気に入りのデザインモノ を紹介したいと思います。
今回は、愛用のクルマ【Zero-1 Classic Type-F】を、ムービーも含めて一挙大公開!
■Zero-1 Classic Type-F
■4輪バイクとも言われる、なかなか そそるインパネ回りのデザイン。現代を走る車として エアバッグを装備しています。
和製スーパーセブンとして知られる Mitsuoka Zero-1 の、オリジナルデザインバージョンとしてリリースされた Classic Type-F は、通産省グッドデザイン商品にも選定された、なかなか秀逸なデザインモノです。
スーパーセブンが欲しくて物色していた頃、近くにショールームがあったことも手伝って、このちょっと変わり種の和製オリジナルのスーパーセブンを買ってしまいました。もう、11年乗ってます。
車重5?600kgと言われる海外製スーパーセブンに比べると、しっかりした作りで少し重めの700kgほどのボディに、マツダロードスター1800のエンジンを積んだ Type-F は、超過激に速い車とは言えないまでも、適度に速く(トルクウエイトレシオ40Kg台、0→100km 6秒前後)、適度に乗りやすく(理想的な四独A型ダブルウイッシュボーンサス)、純国産車としての安心感があり(実際11年間ノートラブル)、そして「この手の車としての危うさ(諸々)」も充分楽しめる、ある意味バランスに優れたライトウエイトスポーツ車なのだと思います。
ミツオカ自動車は、ホンダが4輪車メーカーになって以降、新興自動車メーカーは認めないという国の方針を打ち破って誕生した、YAMAHA や童夢も成し得ることのできなかった、形式認定乗用車を量産することの出来る国内10番目の正式な自動車メーカーなのです。
Zero-1 は、同社にとっての記念すべき形式認定第1号車です。(だからゼロワンなのです)
中でも、Classic Type-F は、同社オリジナル設計・オリジナルデザインの形式認定車で、かつ、いきなりグッドデザインに選定されるなど、後に発表される「オロチ※下に資料写真掲載」にいたる系譜の、優れたデザインがウリです。
クラシックカーの味を強調しつつ、リアビューなどは、ロータスエリーゼの新型か? と思わせる程の新しい(10年以上経ってしまいましたが)インパクトがありますね。
■お気に入りの、リアビュー。
■フューエルキャップです。なかなか良い雰囲気です。
■これは、少しデフォルメされています。(35mmカメラの21mm(セミ魚眼)レンズ使用)
フロントマスクは、ファニーフェースです。
■SIDE VIEW 着座ポイントは、リアタイヤの直前。普通の車の後ろの座席で運転してるようなもんですね。
この手の車は ドアは付けないのが一般的ですが、私の場合、最近は付けて乗ることが多くなりました。細長いウインドウ形状が気に入っています。
スーパーセブンの外装はアルミパネル製ですが、この車は、全身 FRP製。全身ヘルメットともいえる、しっかりした作りになっています。(一度 自転車に突っ込んでこられたことがありましたが無傷でした (^_^;)
フロントノーズが フェンダーより低いのが見て解ります。ボンネットの膨らみは エンジンを納めるための形状です。
この低重心化レイアウトにより、ほとんどロールの無いドライブが可能。ロールしないから、ハンドリングが良いのです。
スーパーセブンの基本設計は50年以上前のものですが、無駄を排除し、本来あるべき姿の追求を設計思想としているため、スポーツカーとしては陳腐化しないんでしょうね。
車を、移動や運搬手段の道具としてみた場合、この車に価値を見出すことは出来ませんが、この車の有りようや、デザインが発しているメッセージを理解しようとすれば、ありきたりではない価値観が見て取れるのではないでしょうか。仕事柄、そんな部分を大事にしたいと思っています。
維持費に悩まされながらも手放すことのできない、お気に入りのデザインモノです。
それでは、以下 ムービーです。
現在、So-net 標準ムービーの表示が出来なくなっているようです。「ダウンロードはこちら」のリンク部分をクリックして頂くとご覧になれるようです。
■大阪南港に通じる海底トンネルを通過します。
超高速域走行や、ターボをフルに利かせた加速をしないと乗った気がしないモンスターマシンと違って、通常速度域でも充分楽しめるのがライトウエイトスポーツの美点です。軽快なレスポンスと、ダイレクトなハンドリングを、車体全身から応答してくるこの手の車は、日常の道路が毎日新鮮に感じられます。
※高画質のフルスクリーンムービーはこちらの4-channel でご覧頂けます。(FLASH です。)
■ATC 立体駐車場にて。
光の具合によっては、ファニーフェースが、なかなか精悍に見えてくるのも、また一興。
この手の車は、街なかでは 立体駐車場のような所と契約しないと保管出来なくて、維持費のかかるのが難点です。
■ATC 立体駐車場にて。
■ATC 立体駐車場にて。夜間出庫の図です。
乗り込んでから、エンジンを空吹かししてみました。パソコンに外部スピーカーがついているなら、ちょっとボリュームを上げて聞いてみて下さいね。
■夜間、海底トンネル復路です。
■夕景、大阪北港舞洲にて。
後日、大阪北港にて。オリンピック候補地だった場所です。広大な人工島に交通量がほとんどないので、ドライブ走行にもってこいの場所ですね。
※上記一連のムービーは、こちらでもご覧頂けます(高画質版:FLASH)。この手の車に興味ある方はどうぞ。
■ご参考:
■こちらは、ミツオカ最新のオリジナルデザイン車「オロチ(大蛇)」。私の志向とは違うし、一千万円以上もする車なので、手に入れることはあり得ませんが、デザインにかけた意気込み、出来の素晴らしさは脱帽ものです。
デザインの参考に、ミツオカサイトより拝借してきました。(プロトタイプモデルのようです)
■Zero-1_Concept ...こちらは、Zero-1 のニューモデルプロトタイプのようです。数年前の東京モーターショーで発表されましたが、規制強化された側面衝突に対する安全性が確保出来ないとのことで、認可されなかったようです。今後も発売される見通しが立たず幻のモデルになる可能性が高いですね。こちらも参考として掲載させていただきました。
プレーンなボディラインが、良いですねぇ。500kg以下、200ps以上で、オロチの半値なら欲しい!
お気に入りのデザインモノたち【その5】カプチーノ はこちら
Zero-1 Classic Type-F で、雨中の高速道路へドライブに出掛けました。→こちら。
永らく FreeHand 連載が続いたので、気分転換に お気に入りのデザインモノ を紹介したいと思います。
今回は、愛用のクルマ【Zero-1 Classic Type-F】を、ムービーも含めて一挙大公開!
■Zero-1 Classic Type-F
■4輪バイクとも言われる、なかなか そそるインパネ回りのデザイン。現代を走る車として エアバッグを装備しています。
和製スーパーセブンとして知られる Mitsuoka Zero-1 の、オリジナルデザインバージョンとしてリリースされた Classic Type-F は、通産省グッドデザイン商品にも選定された、なかなか秀逸なデザインモノです。
スーパーセブンが欲しくて物色していた頃、近くにショールームがあったことも手伝って、このちょっと変わり種の和製オリジナルのスーパーセブンを買ってしまいました。もう、11年乗ってます。
車重5?600kgと言われる海外製スーパーセブンに比べると、しっかりした作りで少し重めの700kgほどのボディに、マツダロードスター1800のエンジンを積んだ Type-F は、超過激に速い車とは言えないまでも、適度に速く(トルクウエイトレシオ40Kg台、0→100km 6秒前後)、適度に乗りやすく(理想的な四独A型ダブルウイッシュボーンサス)、純国産車としての安心感があり(実際11年間ノートラブル)、そして「この手の車としての危うさ(諸々)」も充分楽しめる、ある意味バランスに優れたライトウエイトスポーツ車なのだと思います。
ミツオカ自動車は、ホンダが4輪車メーカーになって以降、新興自動車メーカーは認めないという国の方針を打ち破って誕生した、YAMAHA や童夢も成し得ることのできなかった、形式認定乗用車を量産することの出来る国内10番目の正式な自動車メーカーなのです。
Zero-1 は、同社にとっての記念すべき形式認定第1号車です。(だからゼロワンなのです)
中でも、Classic Type-F は、同社オリジナル設計・オリジナルデザインの形式認定車で、かつ、いきなりグッドデザインに選定されるなど、後に発表される「オロチ※下に資料写真掲載」にいたる系譜の、優れたデザインがウリです。
クラシックカーの味を強調しつつ、リアビューなどは、ロータスエリーゼの新型か? と思わせる程の新しい(10年以上経ってしまいましたが)インパクトがありますね。
■お気に入りの、リアビュー。
■フューエルキャップです。なかなか良い雰囲気です。
■これは、少しデフォルメされています。(35mmカメラの21mm(セミ魚眼)レンズ使用)
フロントマスクは、ファニーフェースです。
■SIDE VIEW 着座ポイントは、リアタイヤの直前。普通の車の後ろの座席で運転してるようなもんですね。
この手の車は ドアは付けないのが一般的ですが、私の場合、最近は付けて乗ることが多くなりました。細長いウインドウ形状が気に入っています。
スーパーセブンの外装はアルミパネル製ですが、この車は、全身 FRP製。全身ヘルメットともいえる、しっかりした作りになっています。(一度 自転車に突っ込んでこられたことがありましたが無傷でした (^_^;)
フロントノーズが フェンダーより低いのが見て解ります。ボンネットの膨らみは エンジンを納めるための形状です。
この低重心化レイアウトにより、ほとんどロールの無いドライブが可能。ロールしないから、ハンドリングが良いのです。
スーパーセブンの基本設計は50年以上前のものですが、無駄を排除し、本来あるべき姿の追求を設計思想としているため、スポーツカーとしては陳腐化しないんでしょうね。
車を、移動や運搬手段の道具としてみた場合、この車に価値を見出すことは出来ませんが、この車の有りようや、デザインが発しているメッセージを理解しようとすれば、ありきたりではない価値観が見て取れるのではないでしょうか。仕事柄、そんな部分を大事にしたいと思っています。
維持費に悩まされながらも手放すことのできない、お気に入りのデザインモノです。
それでは、以下 ムービーです。
現在、So-net 標準ムービーの表示が出来なくなっているようです。「ダウンロードはこちら」のリンク部分をクリックして頂くとご覧になれるようです。
■大阪南港に通じる海底トンネルを通過します。
ダウンロードは🎥こちら
超高速域走行や、ターボをフルに利かせた加速をしないと乗った気がしないモンスターマシンと違って、通常速度域でも充分楽しめるのがライトウエイトスポーツの美点です。軽快なレスポンスと、ダイレクトなハンドリングを、車体全身から応答してくるこの手の車は、日常の道路が毎日新鮮に感じられます。
※高画質のフルスクリーンムービーはこちらの4-channel でご覧頂けます。(FLASH です。)
■ATC 立体駐車場にて。
ダウンロードは🎥こちら
光の具合によっては、ファニーフェースが、なかなか精悍に見えてくるのも、また一興。
この手の車は、街なかでは 立体駐車場のような所と契約しないと保管出来なくて、維持費のかかるのが難点です。
■ATC 立体駐車場にて。
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■ATC 立体駐車場にて。夜間出庫の図です。
ダウンロードは🎥こちら
乗り込んでから、エンジンを空吹かししてみました。パソコンに外部スピーカーがついているなら、ちょっとボリュームを上げて聞いてみて下さいね。
■夜間、海底トンネル復路です。
ダウンロードは🎥こちら
■夕景、大阪北港舞洲にて。
ダウンロードは🎥こちら
後日、大阪北港にて。オリンピック候補地だった場所です。広大な人工島に交通量がほとんどないので、ドライブ走行にもってこいの場所ですね。
※上記一連のムービーは、こちらでもご覧頂けます(高画質版:FLASH)。この手の車に興味ある方はどうぞ。
■ご参考:
■こちらは、ミツオカ最新のオリジナルデザイン車「オロチ(大蛇)」。私の志向とは違うし、一千万円以上もする車なので、手に入れることはあり得ませんが、デザインにかけた意気込み、出来の素晴らしさは脱帽ものです。
デザインの参考に、ミツオカサイトより拝借してきました。(プロトタイプモデルのようです)
■Zero-1_Concept ...こちらは、Zero-1 のニューモデルプロトタイプのようです。数年前の東京モーターショーで発表されましたが、規制強化された側面衝突に対する安全性が確保出来ないとのことで、認可されなかったようです。今後も発売される見通しが立たず幻のモデルになる可能性が高いですね。こちらも参考として掲載させていただきました。
プレーンなボディラインが、良いですねぇ。500kg以下、200ps以上で、オロチの半値なら欲しい!
お気に入りのデザインモノたち【その5】カプチーノ はこちら
Zero-1 Classic Type-F で、雨中の高速道路へドライブに出掛けました。→こちら。
Raymond Lefevre よ永遠に [日記/おしらせ]
本日の朝刊で、レーモンルフェーブル氏 他界のニュースを知りました。
氏の音楽との出会いは、中学生になってすぐの頃。
この世の中でも、最上級に美しいと思える名編曲【シバの女王】を耳にしたことに始まります。
作曲者ミシェル・ローランの原曲も聞きましたが、編曲一つで、全く別の曲のように生まれ変わるということを知ったのもこの曲との出会いによります。
ギターのイントロで始まり、バイオリン、ビオラ、チェロ、コーラス、オーボエ...とフルオーケストラ編曲で、実にドラマチックに、そして心地よい音楽に仕立てられていました。
氏の音楽の原点は、クラシック音楽にあり、あまり素養の無かった私に、様々なクラシック音楽や、新しい音楽スタイルを授けてくれたのでした。
クラシックの名曲や ポピュラーソングを、氏の感性で、美しい 新しい曲として聞かせてもらえる。
新しい編曲アルバムを心待ちに、20数枚のアルバムを買いそろえていったのを懐かしく思い出します。
そして、氏の「編曲」という仕事に、私は、今の自分の仕事「デザイン」を見出していました。
自分の技術や感性を総動員して、求められる仕事に自分の個性を生かした表現をしていく...
まさに、私が心酔した氏の【編曲】という仕事は、私にとっての【デザイン】そのものだったのです。
氏の創り出す音楽と出逢い、大切なものを授かりました。
今あるものよりも、さらに美しく、さらに洗練させ、さらに独創的にアレンジしていく感性、すべ....
私は、氏の影響からかデザイナーになり、今もクラシック音楽を中心に様々な音楽とふれあうことに喜びを感じています。
ほんとうに、沢山の、素敵なプレゼントをありがとうございました。
レーモンルフェーブルよ永遠に。
■勿論、氏は作曲家でもありましたから、「デザイナー」でもあり、「芸術家」でもあった訳ですね。
ちょうど、ブログのテーマに「音楽」を加えたいと考えていた所でした。
音楽とデザインは、互いに影響し合う良い組み合わせだと思いますので、私の感じるまま、音楽についてもひとり言を書いて行きたいと思っています。
追ってテーマ設定しますので、興味ある方 お付き合い下されば幸いです。
追記:こちらで、追悼配信が行われていました。(期間限定だそうです)合掌。
追記:テーマ設定しました。 氏について、もう少し書かせていただきました。
→その他の 日記カテゴリー
氏の音楽との出会いは、中学生になってすぐの頃。
この世の中でも、最上級に美しいと思える名編曲【シバの女王】を耳にしたことに始まります。
作曲者ミシェル・ローランの原曲も聞きましたが、編曲一つで、全く別の曲のように生まれ変わるということを知ったのもこの曲との出会いによります。
ギターのイントロで始まり、バイオリン、ビオラ、チェロ、コーラス、オーボエ...とフルオーケストラ編曲で、実にドラマチックに、そして心地よい音楽に仕立てられていました。
氏の音楽の原点は、クラシック音楽にあり、あまり素養の無かった私に、様々なクラシック音楽や、新しい音楽スタイルを授けてくれたのでした。
クラシックの名曲や ポピュラーソングを、氏の感性で、美しい 新しい曲として聞かせてもらえる。
新しい編曲アルバムを心待ちに、20数枚のアルバムを買いそろえていったのを懐かしく思い出します。
そして、氏の「編曲」という仕事に、私は、今の自分の仕事「デザイン」を見出していました。
自分の技術や感性を総動員して、求められる仕事に自分の個性を生かした表現をしていく...
まさに、私が心酔した氏の【編曲】という仕事は、私にとっての【デザイン】そのものだったのです。
氏の創り出す音楽と出逢い、大切なものを授かりました。
今あるものよりも、さらに美しく、さらに洗練させ、さらに独創的にアレンジしていく感性、すべ....
私は、氏の影響からかデザイナーになり、今もクラシック音楽を中心に様々な音楽とふれあうことに喜びを感じています。
ほんとうに、沢山の、素敵なプレゼントをありがとうございました。
レーモンルフェーブルよ永遠に。
■勿論、氏は作曲家でもありましたから、「デザイナー」でもあり、「芸術家」でもあった訳ですね。
ちょうど、ブログのテーマに「音楽」を加えたいと考えていた所でした。
音楽とデザインは、互いに影響し合う良い組み合わせだと思いますので、私の感じるまま、音楽についてもひとり言を書いて行きたいと思っています。
追ってテーマ設定しますので、興味ある方 お付き合い下されば幸いです。
追記:こちらで、追悼配信が行われていました。(期間限定だそうです)合掌。
追記:テーマ設定しました。 氏について、もう少し書かせていただきました。
→その他の 日記カテゴリー