SSブログ
-| 2008年01月 |2008年02月 ブログトップ

2008年 あけましておめでとうございます [日記/おしらせ]

今年は年賀状3種作成しました。届いた方はご笑納下さいませ。

あけましておめでとうございます。
【吉兆といわれる珍しい逆さ虹です。弊社梅田オフィスにて撮影。】
2008年が、皆様にとって良い年でありますように。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 

 

 

梅田オフィスは夕方から夜にかけての景色が素晴らしいです。是非一度お越し下さいませ。
上は夜景、下は夕暮れ時のオフィスです。
 



→その他の 日記カテゴリー


タグ:年賀状 日記
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

お気に入りのデザインモノたち--1(電話機など) [お気に入りのデザインモノたち]

アスペクトデザインは、個人デザインオフィスです。
ちっちゃいながらも、素敵なオフィスを作りたいと、インテリア・雑貨にはこだわってきました。
こちらでは、それらの一部をお披露目したいと思います。(旧いものを中心に)
お気に入りのデザインモノに囲まれたオフィスからは、きっとお気に入りのデザインが生まれるだろうと信じて...。
 

■ISKRA電話機 ETA81  ダイヤル式電話機の逸品。1984年入手。
結婚記念品として先輩デザイナーからプレゼントしていただきました。(もはや家宝です。感謝!)
尼崎オフィスにて現在も現役で活用中。
 
 追記:コメントを頂いた jhm 様のブログにご紹介頂きました。→こちら ありがとう御座います。  
 
 

■KENWOOD電話機 IS-E7  おそらく、この電話をデザインしたデザイナーは、ISKRAに影響を受けたんでしょうね。
ISKRAに負けず劣らず、洗練されたデザインだと思います。1991年デザインオフィス設立を記念して購入。
梅田オフィスにて現在も現役で活用中。
 
 

■KENWOOD電話機 IS-C606  こちらもケンウッド製で、デザイナーはルイジ・コラーニ。(※追記:違うかも..)
ルイジ・コラーニのデザインには、おそらく私も相当影響されたのだと思います。
私の代表作品のひとつに、ルイジ・コラーニ風と評されたものもありました。機会があれば見て下さいね。
1991年デザインオフィス設立を記念して購入。 尼崎オフィスにて現在も現役で活用中。

 追記:単なるルイジ・コラーニ風だったのかもしれません。定かなところをご存知の方はお教え下さいませ..。
    たとえ、そうだとしても、お気に入りのデザインであることに違いは有りませんが。  
 
 

■A&Dハンズフリーホン LX-1010  電話機には見えませんが(実際、リモコンです)受話器が無くても電話機です。
LX-1010本体のデザインも秀逸ですので別に紹介したいと思いますが、この装置はステレオと電話を融合した当時画期的な製品として珍しがられました。
A&Dブランドは、オープンテープデッキで世界の頂点に上り詰めたAKAIブランドが、ダイヤトーンブランドと統合して出来たオーディオブランドです。性能もデザインも素晴らしかったのですが、現在は幻のブランドになってしまいました...。
1991年デザインオフィス設立を記念して購入。 尼崎オフィスにて現在も現役で活用中。
 
 

■SEIKO スピードマスター  電話機から離れます。ルイジ・コラーニが出たので、ジウジ・アーロデザインも。
ジウジ・アーロは、私たち世代のデザイナーのあこがれであり、目標とする存在です。
この腕時計を肴に、バイクやカーデザインを熱く語った日が懐かしいですね。
現在電池切れで、しまい込んでますが、復活させてデザイナーなりたてだった若い頃の気分にひたってみようかナ。
1984年、結婚記念品として頂戴しました。
 
 

■サハラの砂  正式な商品名、メーカー名は忘れましたが、Made in Swiss の子供向け玩具です。
砂時計のようなモノですが、砂の落下とともに、パターンが徐々に現れます。(砂は本物のサハラ砂漠のものだそう)
その現れ方は絶妙で、感動的ですらあります。さらに、裏面は別パターンという懲りよう。
子供向けの玩具というには、あまりにも素晴らしい逸品。だから、デザイナーになってすぐの頃、自分用に購入。
以来いつも私の前に鎮座している、座右の相棒です。 1981年頃購入。
 
 

■ジグザグスタンド  正式な商品名、メーカー名はわかりませんが、日本人デザイナーによるモノだったと思います。
3カ所ある関節は任意の角度に設定でき、形状が七変化するという電気スタンドです。
やはり、デザイナーになってすぐの頃、感銘を受けて購入。球が切れることも無く、20数年間灯っています。
1982年頃購入。
 
 

■風鈴  正式な商品名、メーカー名はわかりませんが、日本人デザイナーによるモノだったと思います。
きれいな音色と、独特の存在感で、オフィスを癒し空間にしてくれています。
1991年 デザインオフィス設立を記念して購入。

 

■秤  詳細不明。 1991年 デザインオフィス開設時、先輩デザイナーより頂戴しました。
モノを載せると、左右のウエイトが外側に広がり、ユーモラスな感じになります。
郵便料金を確認する為の専用の秤として、実用的に活用しています。
 
 
お気に入りのデザインモノたちと、毎日、何年も過ごしてきたことで、私のデザインスタイルも示唆を受けてきたのだと思います。 デザインは、好みの部分が大きいもの。 あくまでも、ここにあげたのは私の好みであって、私もそうありたいと望むスタイルの片鱗です。
共感いただける方がおられれば、幸いです。
 
【その2】へ続く
 
 
 
 


お気に入りのデザインモノたち--2(インテリア小物) [お気に入りのデザインモノたち]

お気に入りのデザインモノたち【その2】です。
もう少し、インテリア小物類をご紹介。
【その1】の最後にも書きましたが、「お気に入りのデザインモノたちと、毎日、何年も過ごしてきたことで、私のデザインに 示唆や影響を与え続けてくれた、いわばデザインの師匠たち。」 そんな風にご覧頂ければ幸いです。
 

■SANYO The Stove R-081  大手メーカーの電気ストーブで、結構なロングセラー製品でしたから、お持ちの方も多いと思います。シンプルな造形が美しい。 ロングセラーモデルのため、後期型は雰囲気が変わってきましたが、こちらは一番初期のモデルです。 1990年頃(?)購入。すでに20年近く前のモデルになりました。
 

■扇風機  季節もののストーブの次は、アンチーク風 扇風機。 こちらはレプリカ品で、最近のものです。
おそらく中国製。2000年頃の購入。 デザイン云々というよりは、オフィスのよき雰囲気メーカーさんです。
部屋のアクセントになって、冬場も含め年中活躍しています。
 

■鳥の巣型 照明器具  友人イラストレーター氏の手作り作品。針金・金属製。
メタリックな亜鉛めっき線タイプと、アンチーク色タイプの2種。
電球の斑模様は、表面白膜をカッターナイフで削ってつけるそうです。電球はまぶしすぎないように、2球ずつ直列に配線されています。手作りで、工夫しながらこんなのを作ってしまうのですね。脱帽。
1991年、オフィス設立記念に頂戴しました。
 

■三脚イス  詳細不明。ご覧の通りです。 おそらく東南アジア製?。
シンプルさ、粋さ、雰囲気 共にマルです。1991年尼崎オフィス新築を記念して ACTUSにて購入。
 

■ロッカー  詳細不明。ご覧の通りのです。飾り立てるでもなく、シンプルに、しかし存在感をアピールしてくる怒り肩型のデザイン。このロッカーは、どこに置いても絵になります。
1996年、オフィスをATCに移した際に購入。
 

■A&D LX-1010  無指向性スピーカー 「その1」で紹介した ハンズフリーテレホンSTEREOの、スピーカー部分。
無指向性スピーカーは、全周に開けられたスリットから、360度全方向にサウンドが放散されるため、置き場所とセッティングによっては部屋一杯に音楽が広がります。デザインも秀逸。写真は表裏です。お気に入りのスピーカーセットです。
 
 

■TEAC IonCrysta  イオン式空気清浄機<イオンクリスタ>
AKAI(A&D)と並び称されるオープンテープデッキメーカだったTECKが、オーディオ製品以外に活路を求めていた頃の製品だと記憶しています。現在に至るマイナスイオンブームの、先駆け的製品だったかもしれません。1990年頃購入。Gマークのシールが付いていました。
 

■SONY TMR-IF320R <コードレスヘッドホン>
シンプル・軽量な赤外線式ワイヤレスヘッドホン。置くだけで充電、頭に装着すると電源ONと、とても使い易く、しかも軽量、デザインも抜群な絵になるオブジェです。 1996年オフィスのATC移転に伴い購入。
 
 

■YAMAHA DTX  サイレントドラム  こちらもGマーク付きです。グッドデザイン部門大賞受賞製品。
デザインオフィスにサイレントドラム。もちろん、気分転換 & ストレス発散用です。
ドラムセットのあるデザインオフィスとして、お客様の印象にも残るようです。部屋のアクセントにもなり、一石二鳥。
最近のサイレントドラムは、より本物のドラムっぽいデザインに変化してきていますので、この初期型デザインには、潔さを感じています。1998年購入。
 

■丸テーブルと花  梅田オフィスの入口でお客様を迎えるセット。 造花なので、埃を払いながら、はや20年近くも使ってきました。(もちろん、生花と入れ替えることもありますよ) モノ持ちが良すぎると、笑われています。(まぁ、お気に入りですから)
 

■尼崎オフィスの窓辺の花  お気に入りの、ハンドメイド花瓶は、20年以上前に ACTUSで買ったものです。
 
 
 
取り急ぎ、その2 アップしました。まだまだ続きます...。  →【その3】
 
 
 


阪神大震災の記憶 [日記/おしらせ]

13年前の1月17日の明け方。私はオフィスに泊まり込み、午前5時頃まで仕事をしていました。翌日は昼一に神戸で打合せの約束があったため、もう寝なければと床について間もなく、あの地震に襲われたのでした。
オフィスの床にごろ寝していたのですが、上からパソコンのモニタは落ちてくるわ、200Kg以上あるカラーコピー機はタップダンスを踊りながら迫ってくるわで、寝入りばな、何が起こったのか理解できませんでした。
ジェットコースターに身を任せるような感覚のまま、30秒ほど経ったでしょうか、揺れたあとは異様な感じの静寂と、窓の外に見えたまぶしいほどの満月を、今でも鮮明に覚えています。
 

■泊まり込んでいた当時のオフィスの様子。机やタンスはかなり滑って部屋の隅に寄っています。年末に買ったばかりのモニタが転落し、お釈迦になってしまいました。私は、その横で寝ていて、あやうく頭直撃でした。
 

■お気に入りのステレオ A&D LX-1010は、窓からベランダに放り出されて、セットしていたCDは、中で割れていました。真冬でしたから窓は当然閉まっていましたが、地震の揺れで全開になっていました。
 
 
地震の直後、すぐに自宅に電話したものの、通じず、焦る気持ちを抑えつつ、自宅に車を走らせました。
帰る道中も、道路は地割れし、周辺の家は崩れて道をふさぎ、自動販売機などもごろごろ倒れているという、見たことの無い風景が続きました。当然信号機は全て消えていました。朝の早い時間のため、まだ渋滞にはなっていませんでしたが、道が大きく波打っており、まともに家までたどり着くのか不安でした。
ちなみに、当時のオフィスは新大阪、自宅は尼崎で、神崎川の土手を利用し、車で30分ほどの距離です。
 
自宅は、重量鉄骨構造の新築でしたので、崩れるような被害はありませんでしたが、それでも家の中は悲惨な状況でした。電話が通じなかったのは、電話機が吹っ飛んでいたからでした。
 

■食器棚の中身は完全に吐き出されて、こっぱみじんでした。
 

■タンスの上置きは、天井に穴をあけ、床に落ちていました。クローゼットの中身はクローゼットのドアを押し破って部屋中に散乱していました。
 
写真は、当時記録用に撮っていたものの一部です。公開する予定など無かったのですが、ブログを始めたと言うこともあり、写真を整理していたら出てきましたので一部を公開しました。
 
我が家はまだしもこの程度で済みましたが、近所のマンションや、母校の校舎など、鉄筋コンクリート製の大きな建物の方が被害は大きかったようです。
 

■近所のマンションです。1階が駐車場のマンションは、多くがこのように崩れました。
 

■1階が崩れると、上の方もこんな有様です。

取り急ぎ、17日中にアップしたいと、大急ぎで書きましたので支離滅裂ですが、私の阪神大震災の記憶です。
もう少し加筆、修正を加えたいと思いますが、今日はこの辺で。


→その他の 日記カテゴリー


タグ:日記
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

お気に入りのデザインモノたち--3(カメラなど) [お気に入りのデザインモノたち]

お気に入りのデザインモノたち【その3】です。   →→【その1】【その2】(画像追加しました)
前回も書きましたが、「お気に入りのデザインモノたちと、毎日、何年も過ごしてきたことで、私のデザインに 示唆や影響を与え続けてくれた、いわばデザインの師匠たち。」です。
今回は、少し、メカっぽいものをご紹介。
 

■OLYMPUS OM1,  KonicaMinolta α7 Digital
左は、デザイナーを目指し始めた高校3年当時購入のOM1。右は、2年前に購入したα7 Digtal。
両者には、ちょうど30年の隔たりがあります。OM1は、バイト代をつぎ込み、レンズ7本、ボディ3台、モータードライブなどのシステムを揃え、ほんの2年前まで現役で使用してきました。
端整なOM1に対し、背面まで、ボタンびっしりのメカメカしい α7 Digital。どちらのカメラも、CanonやNikonに比べブランド力が弱い分、デザインや商品特性は個性的で愛着度合いは高いです。カメラサイズは写真のように違いますが、どちらも良く手になじむ秀逸なデザインです。
 
 

■KYOCERA Finemovie 8
あまり知られていないマイナーなビデオです。中身は日立製。当時、8mmビデオと言えばSONYでしたが、スペック的にはこちらの方が高性能だったと記憶しています。1986年購入、約10年間活用しました。プロ仕様ではありませんが、マニュアル撮影も可能な、しっかりした設計の本格派。好感のもてるプロダクトデザインです。
現在も完動品ですが、バッテリーが手に入らなくなったためお蔵入りしています。
 
 

■canon LX-1
デザインオフィス開設のころ(1991年)レンズ交換式のビデオカメラシステムとして話題になったもので、その年のグッドデザイン部門大賞を受賞していたと思います。一眼レフカメラ感覚のグリップをビデオカメラに統合したデザインが今も斬新。システム一式を揃えると約100万円というプロ仕様商品で、当時とても手に入れることができず、後にオークションで完動品フルセットのシステムを1/10ほどの価格で入手しました。
 
 

■SONY ED-Cam
ビデオカメラをもう一台。ベータビデオ所有者の私としてはぜひ欲しかったビデオカメラですが、やはり当時高嶺の花(本体のみで80万円)で手に入れる事が出来ず、こちらも後にオークションで入手しました。 現在LX-1と共に、オフィスの一隅を飾っています。1988年製完動品。
 
 

■SONY DESIGN  ED-Bata他
ソニーデザインと言われる、精緻で端整な造形は、ちょっとマニアックで、生真面目ですね。
バブル絶頂期の頃の製品。ED-Bataをはじめ、お気に入りの3台すべてが現役で動いています。1988年〜1989年製。
 
 

■HITACHI S-VHS用リモコン VT-RMJ10
編集用に2台所有しているS-VHSビデオのリモコンです。ほとんど縦型が一般的なリモコンのデザインにあって、両手操作を前提とした横型のデザイン。シンプルで、使い易いデザインが気に入っています。1991年購入。すでにS-VHSは使わなくなりましたが....。
 
 

■YAMAHA DD-11 <デジタルドラム>
デジタルドラムの携帯版。おもちゃレベルの使い方しか出来ませんでしたが、デザインは写真のように秀逸。幾何的な組合せで、見事にデザインを成立させています。1991年購入。
 
 

■STRIDA 2.5
これ以上シンプルに美しくすることは出来ないであろうと思われる、折りたたみ自転車 STRIDA。
STRIDAとの出会いは、およそ20年前。当時原付バイクより高かったと記憶する自転車で、やはり手に入れる事が出来ず、後にオークションで入手。現在も若干デザインが変更されながら継続生産されている超ロングセラー自転車ですが、プラスチックホイールがスポークに変わるなど、オリジナルの雰囲気が薄れてきている為、あえて、旧いタイプを手に入れました。現在、初期のオリジナルSTRIDA(黒)と、モデルチェンジ直後の2.0 の3台をコレクションしています。
 
 
今回紹介したデザインモノには、当時あこがれの存在だったもので、ようやく念願かなって入手できたものなども含まれています。
カタログを集め、何度も店頭に通い、それでも思いを募らせる事しかできなかった....そんなことも、デザインの勉強になっていたのではないかと思います。
 
 
まだまだ続きます....  →【その4】
 
 
 



-|2008年01月 |2008年02月 ブログトップ