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NHKドラマ「2030かなたの家族」にロボット出演(その2) [ロボット]

NHKドラマ「2030かなたの家族」が昨日オンエアされました。
先ず、ドラマ制作にかかわられた皆様、大変お疲れ様でした。また、私どもをその一員として参加させて頂きました事、有り難く厚く感謝申し上げます。


ロボットエンジニア板倉掛(主人公カケル:瑛太さん)が「何もできないけど、ひたすらあなたの話を聞きます」という、2030年にしてはちょっとローテクな癒し型ロボットを企画開発して発売した商品が「ナルホド」(声:小日向文世さん)という設定です。 (名前は口癖そのままですね)
ナルホドは、商品としては全く売れずに返品の山。処分される予定だったのを自室に連れ帰って相棒にするところからドラマが始まります。


今回、そのナルホドのデザイン・製作を担当させて頂いた訳ですが、誤解の無いように書いておかねばなりませんね。ナルホドのコンセプトやデザインのアイデアは、様々な関係者の創意やオーダーを基に構築されましたので、アスペクトデザインが単独で創作したものではなく、NHK との共同著作物ということになります。関係者の皆様、本当に色々とご指導を頂きありがとうございました。また、ドラマ放映後に当方のブログやホームページでの映像や画像の公開にも許可を頂き、ありがとうございます。ドラマのクレジットにもロボット制作者として表示して頂きました事、感謝申し上げます。



と言う訳で、保有画像と映像を公開致します〜。
先ずは、ナルホドの全身がよく解る画像から。

2030_NARUHODO_NHK-4.jpg

ヘッドホンとスピーカーをデザインのポイントにしているのは「聞き役で、お喋りなロボット」と云うコンセプトが、テレビ画面からでも一見して解るようにとの配慮によるものですね。
ヘッドホンは、ナルホドを持ち上げるのにちょうどいいハンドルにもなりました。(^^)

2030年型ロボットの想定ですが、何もできない癒し系という事なので、ちょっとレトロなロボットの雰囲気を醸すことも意図されています。


2030_NARUHODO_NHK-2.JPG
脚くらい組めますよって。


2030_NARUHODO_NHK-3.JPG
このスピーカーから、小日向さんの声が出てくるんですよねぇ〜。



もちろん、ヘッドホンは外せますよ。手も一緒にね。ヘッドホンの中にモーター組み込むのは至難の業でした。

Headphone.jpg

NARUHODO_2030.jpg


他にも、色んなポーズの写真が有ります。続きは弊社ホームページの新作ページでご覧下さい。





それでは次に、秘蔵映像の公開です〜。
ロボット完成直後、ナルホド君の試運転を撮影したものです。
当然操作するのも初めてなので、慣れてません。動きもぎこちないです。(汗)



前半:上半身のみ。ラジカセロボットみたいでしょ。 地団駄を踏んでます(笑)
後半:ワンタッチで脚が取付けられます。 ゴキゲンに机を叩いております。


ドラマで、現場対応・臨機応変な演技をさせる必要があったため、プログラムによる制御ではなく、アナログ制御としています。ドラマでは助監督との二人羽織で操作しましたが、こちらのビデオでは1人で操作している為に動きが限定的なものになっています。
電池は脚部にセットされている都合上、上半身のみで動かす場合は電源供給が必要となるため、背部に電源供給用のコードが接続されています。

可動部分は、両肩、両肘、首、腰です。右目と頭頂が動きに合わせて点滅します。左目は常時スローに点滅。



ナルホドは、NHK の公式ページにも「2030ナルホドブログ」や「ナルホド座談会」というページを作って貰っていて、ドラマの解説をしているようです。
どうぞ、ナルホドを、よろしくお願い致しますね。




→ ナルホドの兄弟、ナルヘソ !? 公開しました。(笑)
→ ナルホドから、残暑お見舞い申し上げます。








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