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すごいぞ FreeHand:画像の扱い [FreeHandで行こう!]

【 FreeHandで行こう!】その59 <すごいぞ FreeHand:画像の扱い>

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このシリーズでは、FreeHand の優位性を紹介しています。
FreeHand の情報を求めている方や、Illustrator ユーザーの方にも、お役に立てれば幸いです。

今シリーズは、 「すごいぞ FreeHand」と題してざっくばらんに話を進めています。
初めてお越しの方は、FreeHand をご理解頂くために 総集編か カテゴリーTOP もご覧頂ければ幸いです。

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今回のお題は「画像の扱いが凄いぞ! by FreeHand」です。

先ずは、下の箇条書きをご自分の体験と照らしてご覧下さい。
Illustrator を使っていて下記のようなことに不便を感じたことはありませんでしたか?
 1)埋め込まれた画像をそのまま書き出したいと思ったけど無理だった。
 2)ラスタライズした画像を直接 Photoshop で修正したいと思ったけど出来なかった。
 3)「オリジナルを編集」で、使いたいソフトが立ち上がってくれない。
 4)大量の画像を配置しようとしたとき、同じ操作を何度も繰り返さなければならなくて面倒だった。
 5)選択したオブジェクトだけを書き出したかったけど要らないものまで書き出されてしまった。
 6)ブラウザから画像をドラッグドロップしたけど、うまく表示されなかった。
 7)背景透明の画像をコピペしたけど透明にならなかった。
 8)FireWorks .png 画像との連携が悪いなぁって、思った。
 9)預かった AIファイルに画像の欠落があった。ファイル収集は出来ないのかな?
10)作字やロゴをインライングラフィックにしたかったけど対応していなかった。

とりあえず10個挙げてみました。
これは、私が Illustrator を使う時に、いつも不満に感じて来た事なんです。
少なくとも FreeHand なら、どれも簡単に出来ることばかりですから。


ちょっと一言:20130521
先般発表された Illustrator CC(CS7 改め)では、少なくとも上記の 1)、4)、7)、9)は対策されたようです。( 7) はCS6で対応済みでした)
まだ概要が発表されたばかりなので詳細はわかりません。予想通り FreeHand に近づいて来たのは確かです。
10)インライングラフィックは、またも見送られてしまいましたねぇ。



例えば、1)については、
預かった Illustrator ファイル内の画像が全て埋め込まれた状態だった場合や、PDF を Illustrator で開いた場合、または、手持ちの作成ファイルでも、画像を埋め込んだあとでオリジナルの画像をゴミ箱に捨ててしまった場合などに、Illustrator の中に画像が埋め込まれているにもかかわらず、その画像をそのままの状態では取り出せないということにもどかしさを感じてしまうんですよね。(まぁ、救済措置がない訳ではありませんが...)
単純に、選択した埋め込み画像をそのまま書き出してくれるような機能が なぜ無いんでしょうね?
  → FreeHand なら、埋込ファイルをオリジナルのまま抽出できますよ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。
  → Illustrator CC も埋込解除は出来るようになったようですね。
Export.png


同様に、2)についても、
Illustrator の中で オブジェクトをラスタライズしたものを、ちょっと修正したいという時は、使い慣れた Photoshop で編集したいものです。外部ファイルでリンクが確立された画像であれば、Option + ダブルクリック(MACの場合)で Photoshop を立ち上げて編集反映出来るのに、ラスタライズされた埋め込み画像は、リンク先が無い為 Photoshop は立ち上がってくれません。(上記 1)も同じですね)
つべこべ言わずに、Option + ダブルクリックで、埋め込み画像も編集してくれたら便利なんですけどね。
  → FreeHand には、普通にその機能がありますよ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。



同様、3)についても、
例えば、スクリーンショット画像を Illustrator に配置したものを「オリジナルを編集」しようとすると、OS標準アプリ「プレビュー」が立ち上がります。(MACの場合:確かにプレビューが作成ソフトなんでしょうけど)
「おいおい、そんなものを立ち上げても編集できんぞ!」と突っ込みを入れるんですが、なんで Photoshop を立ち上げてくれないんでしょうかねぇ。(※ OS側の関連付けを変更するしか方法は無いようですね)
  → FreeHand なら、画像タイプ別に立ち上げたいアプリを登録しておく機能がありますよ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。
APP_setting.jpg
 外部エディタの指定:拡張子別に立ち上げるアプリを指定出来ます。ラスタライズ画像は TIFF 扱いです。



4)画像の配置については、、、
Illustrator では、配置ダイヤログで選択出来る画像は1ファイルだけなので、例えば10画像を配置したい場合は、10回繰り返さないといけないことになります。しかも読み込まれた画像は、常に画面のセンター位置に原寸表示されるので、とりあえず縮小して邪魔にならないように移動させないといけません。
救済措置として、CS2以降のバージョンでは、ドラッグドロップで直接複数の画像が読み込めるようになりましたが、適当な場所に重なって読み込まれる為、あまり使い勝手の良いものではないですね。
  → FreeHand なら、こんな感じ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。
  → Illustrator CC にも搭載された模様です。
Reading.jpg
Picture.jpg
FreeHand では、読み込みダイヤログ上で複数画像が選択出来、順番(ファイルナンバーなどの若い順)に任意の場所(クリックした場所)に読み込ませることが出来ます。(連番の順に並べてくれます)
さらに言えば、クリックで読み込ませる場合は原寸のまま、ドラッグしながら読み込ませれば、ドラッグした寸法で画像が配置されます。だから上の画像のように順番に、見やすく、素早く並べることが出来るのです。
勿論、ドラッグドロップにも早くから対応しています。



5)選択オブジェクトだけを書き出したいんですけど...。
Illustrator には、様々な形式に書き出す機能がありますが、必要の無いものまで一緒に書き出してしまいますよね。なんで、選択オブジェクトだけを書き出す機能がないんでしょうね。
書き出しの度に、別のを消したり、新たにファイルを作ってコピペするなんて馬鹿げてますよね。
  → FreeHand では、当たり前のように選択オブジェクトのみというチェックボックスがありますよ。 ちなみに初期バージョンからある機能です。



6)ブラウザからの画像ドロップについては、、、
ラフデザイン作成時には、ホームページの画像データを間に合わせで使用する事があり、ブラウザからドラッグドロップ出来ると作業性がいいんですが、Illustrator では、CS5でようやく対応して来たレベルです。
それまでのバージョンでは、対応していなかったり、背景透明 PING などが上手く表示出来なかったようです。
でも、外部ファイルなしで表示させるという事は埋め込み画像になるという事なので、、、上記 1)2)3)の問題が同居してきますから、、Illustrator ユーザーさんは、外部ファイルにするのかな?。 まぁ、Illustrator 内部のプチPhotoshop 機能を使う手もありますが。
  → FreeHand なら、普通に出来る事ですけどね。 (ブラウザ・OSに影響を受ける場合があります)



7)背景透明画像のコピペって出来なかったの?
背景透明の .psd を Photoshop からとか、 .png を Fireworks からコピーして持って来てペーストしても、透明背景は反映されませんよね。ファイルに保存してから配置すれば透明背景は反映されますが、コピペで持って来れないと、手間もかかるし外部ファイルもどんどん増えていってしまいますね。
  → FreeHand なら、Fireworks からだと コピペで背景透明画像が持って来れますよ。
  → CS5 までは出来ないのを確認していましたが、CS6 で対応出来るようになっていたようです。
FH_FW.png
さらに言えば、FreeHand なら、.png 以外の画像(FreeHand 内に埋め込まれている .jpgとか)でも Fireworks 指定で開いて(便利なことに専用ボタンが用意されています)背景透明に加工してからコピペすれば、背景透明の.pngがコピーされるので .jpgと差替えて使えますよ。(当然ながら .jpg のままでは透明背景になりませんから差替えは必要ですが)簡単なラフ作成時には、間に合わせにでも重宝する機能です。
※.png を配置する際は、"ドキュメント設定" > "ラスターエフェクトの設定" で、"CMYKレンダリングに最適化" チェックを外しておいてください。



8)Illustrator は、もらわれて来た子とは一緒に仕事したくないんでしょうか?
Fireworks も、FreeHand と一緒に macromedia から買収されて来たソフトです。いまだに Fireworks の PNG を読み込ませると下の画像のようなアラートが表示されますね。
AICS5_FWCS5.jpg
Illustrator の開発者は、FreeHand と同様に Fireworks の事も嫌ってるんでしょうね(笑)
再保存後は「オリジナルを編集」ボタンを押してもオリジナル作成ソフトである Fireworks は立ち上がりません。これが悲しい現実というものなのですね。(OSで関連付けし直せば立ち上がるのかもしれませんが..)
FreeHand のファイルも、ユーザー訴訟への嫌がらせなのか、CS6 では完全無視されるようになりました。
  → FreeHand なら、Fireworks 専用ボタンがあるため、別アプリに設定してある画像であっても、リリーフで Fireworks を立ち上げて編集出来るようになっているんですよね。 同じ STUDIO MX 同士ですからね。
ちなみに、同様のボタンには FLASH 用もあります。(配置した .swf のオリジナル編集用ボタンになります)
  Fireworks_button.jpg
また、7)の画像にあるように FreeHand と Fireworks はレイヤーとテキストを維持したファイル互換も確保されています。

追記:20130507
  やはりそうでした。本日、ADOBE は FireWorks の開発終了を宣言しました。(CS6 限り)
  自社の都合だけ、ユーザーの事なんか何も考えない会社です。
  無責任な会社のくせして、偉そうに企業買収なんかするなよ!



9)画像の一元管理・ファイル収集って出来たっけ?
制作環境で、いろんな場所のファイルを外部リンクしていても、リンクが切れていない限りは普通に表示されますが、他所の環境にファイルを持っていくと、画像が欠落していて正常に開かない場合があります。
リンク切れは、違う環境に持って行くまでは往々にして気が付かないものなんですよね。
私は、外部にファイルを持ち出す際は、FreeHand の「ファイル収集」機能を使います。
確か、Illustrator にも同様のファイル収集機能が追加されたような記憶があったので調べてみたところ、、、
スクリプトファイルの中にありました(CS5)。でも、試しに使ってみましたが、きちんとは収集してくれませんでした。どー言うこと? 使い物にならんじゃん。(apple script なので さもありなむ?)
  → FreeHand には、標準メニューとして強力な「出力用に収集」機能がありますよ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。
Report.png
詳細なドキュメントレポートとともに、フォントファイル、全てのリンク画像を一つのホルダに収集します。
ドキュメントレポートは、記載事項を選択出来ます。(画像参照)
追記:
私は CS6は買う気無いし、興味の範疇外なので細かなところまではチェックしていなかったんですが、上記機能、FreeHand のがそっくりそのまま移植されていました。「ファイルのパッケージ」という新機能だそうです。FreeHand に遅れること15年、ただそのまま移植しただけなのに待望の新機能だって。→こちら
さらに追記:「ファイルのパッケージ」は、Creative Cloud 契約ユーザー限定のアップデート(Ver.16.1)に追加された機能で、CS6 通常販売版には搭載されない(アップデート無し)とのこと。実質後継 CC(CS7) の新機能という位置付けのようです。 ↓ Creative Cloud 新機能3つともここで紹介しているものですね。
aics1602updater-3-s.jpg
FreeHand に遅れること10数年、Creative Cloud 契約者だけが使える特典機能だそうでございます。
やっとの搭載、CC 契約者様におかれましては誠にオメデトウゴザイマス。
さらに追記:画像の埋め込み解除は、PSD形式か TIFF形式に書き換えられるようですから、埋込みファイルの抽出というよりも画像の書き出し機能ですね。しかも、ファイル寸法や、プロファイル、モードがオリジナルと変わっていることがあるとのことで、埋め込む前の状態に戻す(出し入れ自在)と言う様にはいかないようです。
これは内部構造の差によるもののようです。FreeHand 内部には Temp folder という領域があって、画像埋め込み時のファイルをそのまま保持していますが、Illustrator にはそのような構造が無い為、新たに書き出しとなるようです。




10)インライングラフィックは必須機能
インライングラフィックは、作字データや企業ロゴなどの画像を、フォントと同列に扱う機能です。
フォント扱いに出来るため、文字の増減に対してオブジェが付いて移動し、置き去りにされるような事が無くなりトラブルを回避します。DTPには必須の機能です。
Quark Express や Indesign、勿論 FreeHand にも昔から搭載されている機能ですが、Illustrator にはいまだに搭載されていませんね。プロ用アプリケーションを標榜するには、なんともはやな手落ちです。
  → FreeHand では、普通に使える機能ですよ。 ちなみに1990年代中頃からある機能です。

InLine.jpg
テキスト扱いになる画像:インライングラフィック
グループ化されたテキストは、そのレイアウトを維持したまま、テキストの中に埋め込む事も出来ます。

追記:インライングラフィックは、こんな応用も出来ます。→パスに沿って並べる



***


前回は「ページ物が凄いぞ! by FreeHand」、今回は「画像の扱いが凄いぞ! by FreeHand」という事で書いてみました。
この2点だけ取ってみても、如何に FreeHand が DTP・グラフィック用途に秀でたソフトであるかという事がお解りいただけると思います。(そう、CS6と比較してもです。10年前のソフトなのに、見劣りしないどころか遥かに優れているところが多いでしょ。グラフィック最強ソフトと言われる所以です。)

勿論、この2点だけではありません。まだまだ知られざる FreeHand の優位性を、これでもかっ !! と続けていきますからね。


Illustrator のライバルという存在だった FreeHand は、常にIllustrator をリードする立場にありましたが、悲しいかな会社ごと ADOBE に買収されて抹殺されてしまいました。

ADOBE は、FreeHand の機能を 我が子 Illustrator に搭載したくて仕方が無かったんでしょうね。
欲しくて欲しくて、2度も会社ごと買収し、2度目にとうとう FreeHand をものにしてしまったのです。
(1度目の買収は ALDUS FreeHand 時代。2度目の買収は Macromedia FreeHand 時代。1度目は独禁法で FreeHand の開発者が開発権を取り戻すことに成功しましたが、2度目は教訓を生かした ADOBE が独禁法をスルーしてしまいました。つい昨年まで争われていたユーザー訴訟でも FreeHand を取り戻す事は叶いませんでした。)



ADOBE が FreeHand を買収してから、Illustrator は、CS2、CS3、CS4、CS5、CS6 と、ほぼ FreeHand の機能を取り込む事だけのバージョンアップを繰り返して来ました。(新機能の一覧を見ると解ります。ほとんど FreeHand からそのまま移植、または倣ったものばかりです。近いうちに整理してお見せしましょう。 → 整理しました。 FreeHand VS Illustrator 長文ブログですが、是非ご覧下さい。

それでもしかし、いまだに FreeHand の優れた機能・仕様の多くは、将来の Illustrator のバージョンアップのネタとして温存されているかのようです。それだけ FreeHand のアドバンテージは大きかったのです。
まだまだ FreeHand の方が優れている部分が多い為、FreeHand で勝負している私などは、Illustrator の小出しのバージョンアップには助かっているのですが、FreeHand の既知の機能を、あたかも Illustrator が開発した最新機能のように吹聴して高いバージョンアップ料金を毎回ユーザーに支払わせる ADOBE のやり方には憤りを超えて嫌悪感すら感じてしまいます。

しかも、一度でもバージョンアップをスキップすると新規ユーザー扱いとしてバージョンアップ出来なくさせるという ADOBE からの一方的なルール変更までユーザーに突きつけてきてるんですから。


いい加減、ADOBEユーザーとデザイン業界は、ADOBE依存症から脱却しないと永久にコケにされ続けますよ。
オオコワ


 → すごいぞシリーズその3 【すごいぞ FreeHand:テキストの扱い】 アップしました。



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シリーズを続けています。初めてお越しの方は、総集編か、カテゴリーTOP(旧い順)からご覧下さい。
  →総集編 では、FreeHand の真の実力をご覧頂けます。
  →続・総集編 は、総集編の続編です。総集編と合わせてご覧下さい。
  →FreeHand_使い方 DTP編、FLASH編など含め、全10編。
  →FreeHand_INDEX はこちら
  →付録編 では、ざっくばらんな情報をご覧いただけます。諸々入れて全10編。
  →Tips編 1分で出来る小ネタ集など。全5編。
  →FreeHand VS CS4 では、最新版の Illustrator CS4 と比較しています。どうよ。
  →FreeHand VS CS5 では、最新版の Illustrator CS5 と比較しています。どうよ。どうよ。
  →FreeHand_入門編 Illustrator の作業が、FreeHand ではこんな感じ。全10編。
  →FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供。諸々10数編。
  →すごいぞ FreeHand 編 今なお圧倒的な生産性の高さを誇る FreeHand の底力をご覧頂けます。
  →FreeHand VS Illustrator 初期バージョンから最新バージョンまで、ガチンコ比較してみました。

  → FreeHand インストール アクチベーションサーバ廃止に伴い、シリアルナンバーが公開されました。


***



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momo

FreeHandの外部エディタ機能はほんとうにすごいですよね。
モノクロの線画が基本の特許図面ですが、
昨今は画像自体を扱う件もかなり増えています。
画像をドキュメントに差し込んだその場で別のソフトを立ち上げ(ローカルではgimpを使っています)編集できるこの機能無しでは、いったいどれだけ作成時間がかかってしまうことか…
FreeHandに甘え、埋め込み画像を自由自在に扱ってきた私たちにとっては、Illustratorのわけのわからないリンク機能など危なっかしいことこのうえなく、いちいち別口でソフトをたちあげ、画像の編集をし、なおかつそれをまた読み込み直さなければならないなど、はっきり言って気が遠くなります。

それに…
これはおそらく特許図面など特殊な場合に用途が限られることかもしれないですが、FreeHandのハーフトーン機能はとてもすぐれものです。
中間調に対応しないPCTなどの図面においては、画像を白黒2値に変換する必要があるのですが、FreeHandであればドキュメント上でコマンドひとつで画像をハーフトーン化することができ、しかもその粗密や角度なども自由自在に柔軟にかえられます。

ついでにマイナーな立場から言ってしまうと、パターンタイルの機能も、Illustratorはお話になりません。
これもとてもニッチな話になりますが、特許図面ではハッチングという断面に施す45度の斜線がついてまわります。
やり方さえわかれば、このハッチングのパターンは小学1年生でもつくれます。
Illustratorで同じことをしようと思うと、ものすごい莫大な手間がかかり、
まさかの場合に備えてとうとう外注しました(←ちなみにうちでは10年選手のベテランがそろってます)

FreeHandのすばらしいところは、Adobeなんかが見向きもしないような特許図面というとにかく地味できわめてマイナーな分野でも、その機能を柔軟に十全に発揮してくれるところです。
使えば使うほど、やっぱりFreeHandです。

ついつい興奮して、ヒトサマの土俵でキャンキャン吠えまくってしまってすみません(;^ω^)タリタリ~
by momo (2013-01-23 20:05) 

aspect

momoさま コメントありがとうございます。
Illustrator を使うのは、ファイルコンバートの時と、このブログ用に機能を確認するときぐらいのものなんですが、使うたびに唖然としてしまいますよね。最新の Illustrator でも、まだこんなレベルなのかって...

まぁ、20年前、当時の Illustrator と FreeHand を比較して FreeHand を選択して以来、ずっと両者の比較研究はしてきましたけど、改めてハッキリと確信した事があります。
個々の差はともかくとして、一番大きな差は、開発者がユーザーの事を本気で考えているかどうかという事につきますね。

この事は、以前こちらのブログでも書きました。
http://aspect.blog.so-net.ne.jp/2011-10-30
そういう意味において、現ADOBE が Illustrator を開発している限りは、永久に FreeHand には追いつかないと断言出来ますね。

いくら、個々の機能を真似ても、魂の入ったソフトとはとても言えるレベルではありません。
その事に、ADOBE ユーザーも少しずつ気が付き始めてるようではありますが...。

by aspect (2013-01-25 01:04) 

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