あっぱれ! FreeHand -5 <FreeHand で行こう! その50> [FreeHandで行こう!]
【FreeHandで行こう!(番外編)】その50 <あっぱれ! FreeHand その5> です。
このシリーズでは、FreeHand の優位性を紹介しています。
FreeHand の情報を求めている方や、Illustrator ユーザーの方にも、お役に立てれば幸いです。
現在、 番外編としてざっくばらんに話を進めています。
初めてお越しの方は、総集編か カテゴリーTOPからご覧になられるのをお薦めします。
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***
今日は、いつも海外からの FreeHand 情報を翻訳してくださっている momo様のページを、改めてご案内させていただきます。
momo様の FreeHand 最新作例ページは →こちら →こちらも →こちらも
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Illustration by momo with FreeHand
新作が追加されていました。 2010.10.10
追記:どんどん新作が追加されています。→こちら
momoさまのブログは、2012年1月よりこちらに変わっています。
momo様は、特許図面を FreeHand で描いてらっしゃるそうで、線画メインの仕事のため 普段カラーは扱わないそうですが、素晴らしい表現技術ですね。
momo様のページにも書かれていますが、特別な技法は使ってなく、通常のグラデーションとぼかしだけで描かれています。Illustrator なら、メッシュを使うんでしょうか。ていうか、FreeHand にはメッシュ機能はありませんので。
Illustrator のメッシュは素晴らしい機能ですね。唯一、FreeHand に無い機能で羨ましいと思えるものです。
でも、上記作例では、メッシュが無くても、リアルなイラストは描けるんですよということを証明してくれています。
画像掲載にあたっては、momo様に快く了解いただきました。加えて、
「複雑な操作をしなくても、特別な技を使わなくても、このくらいならFreeHandで描くことができる
…FreeHandを知らない人にそんなふうに興味をもっていただけたら、ほんとうにうれしいです(*^ω^*)♪」
とコメントいただきました。 まさしく、私がこのブログで訴えたい気持ちをそのまま語ってくれました。
***
FreeHand は、もちろん多少の仕様差はありますが、メッシュ以外の描画機能において、最新の Illustrator と比較しても全く引けを取るものではありません。それどころか、Illustrator CS2〜CS5 に追加された数多くの新機能は FreeHand からそのまま移植されたものばかりであり、Illustrator は CS5に至って、ようやく FreeHand に近づいてきたかな? と言えるような代物です。(まだまだ「自在な手」の域には到達できてはいませんが..)
ADOBE に買収され、開発が停止されて7年。その間、Illustrator は FreeHand の機能を吸い上げ続けてきた訳ですから、FreeHand ユーザーとしては、ついつい怨み節になってしまうのですが、Illustrator しかご存じない方は、今一度、ADOBE というソフトウエアメーカーの企業姿勢についても考えていただきたいと思います。
上記 momo様の翻訳ページでは、怨み節としてではなく、ADOBE ユーザーにも意識してほしい問題提議が読み取れると思います。(左のサイドメニューに外部リンク集として全翻訳にリンクしています。)
以下要約
食うか食われるかの資本主義なのだから、弱者は去れと言う ADOBE サイドの見解の方もおられるでしょう。
機能的に劣っているなら淘汰されるのも当然ですが、より優れたものが、企業の力関係だけで買収され、一企業の都合だけで抹殺されて行くようなことがまかり通れば、そこに健全な競争は生まれません。
実際、ADOBEの業界独占で、誰か得をしたでしょうか?
Microsoft ですら、APPLE が窮地のときには敵に塩を送りました。
独禁法違反に問われるため、買収することも潰してしまうことも出来なかったというのが真実ですが、でも そのおかげで、ユーザーがわくわくするような健全な競争・発展が現在も続いているではないですか。
さらに言えば、ADOBE が Macromedia を買収した経緯は、FreeHand との特許紛争で不利な立場に立たされた ADOBE が、金に物言わせて和解に持ち込み、あろう事か買収にまで発展させてしまったという、あるまじき方法で決着をつけたというものだったのです。(FreeHand の特許を侵犯し、特許技術の使用停止を要求された ADOBE は、Illustrator を守る為に会社ごと買収したと解釈されます)
ADOBE には、金の力で強引に業界を独占してきた、ユーザーそっちのけの反社会的という企業姿勢がくっきりと見えてきませんか? 声を大にして問います! Does Adobe really "Love Choice"?
追記:
2011年11月、ADOBE ユーザーに戦慄が走りました。 ADOBE って、、、 これでいいのか!?!?
***
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→FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供。諸々10数編。
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→FreeHand VS Illustrator 初期バージョンから最新バージョンまで、ガチンコ比較してみました。
→ FreeHand インストール アクチベーションサーバ廃止に伴い、シリアルナンバーが公開されました。
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Illustration by momo with FreeHand
新作が追加されていました。 2010.10.10
追記:どんどん新作が追加されています。→こちら
momoさまのブログは、2012年1月よりこちらに変わっています。
momo様は、特許図面を FreeHand で描いてらっしゃるそうで、線画メインの仕事のため 普段カラーは扱わないそうですが、素晴らしい表現技術ですね。
momo様のページにも書かれていますが、特別な技法は使ってなく、通常のグラデーションとぼかしだけで描かれています。Illustrator なら、メッシュを使うんでしょうか。ていうか、FreeHand にはメッシュ機能はありませんので。
Illustrator のメッシュは素晴らしい機能ですね。唯一、FreeHand に無い機能で羨ましいと思えるものです。
でも、上記作例では、メッシュが無くても、リアルなイラストは描けるんですよということを証明してくれています。
画像掲載にあたっては、momo様に快く了解いただきました。加えて、
「複雑な操作をしなくても、特別な技を使わなくても、このくらいならFreeHandで描くことができる
…FreeHandを知らない人にそんなふうに興味をもっていただけたら、ほんとうにうれしいです(*^ω^*)♪」
とコメントいただきました。 まさしく、私がこのブログで訴えたい気持ちをそのまま語ってくれました。
***
FreeHand は、もちろん多少の仕様差はありますが、メッシュ以外の描画機能において、最新の Illustrator と比較しても全く引けを取るものではありません。それどころか、Illustrator CS2〜CS5 に追加された数多くの新機能は FreeHand からそのまま移植されたものばかりであり、Illustrator は CS5に至って、ようやく FreeHand に近づいてきたかな? と言えるような代物です。(まだまだ「自在な手」の域には到達できてはいませんが..)
ADOBE に買収され、開発が停止されて7年。その間、Illustrator は FreeHand の機能を吸い上げ続けてきた訳ですから、FreeHand ユーザーとしては、ついつい怨み節になってしまうのですが、Illustrator しかご存じない方は、今一度、ADOBE というソフトウエアメーカーの企業姿勢についても考えていただきたいと思います。
上記 momo様の翻訳ページでは、怨み節としてではなく、ADOBE ユーザーにも意識してほしい問題提議が読み取れると思います。(左のサイドメニューに外部リンク集として全翻訳にリンクしています。)
以下要約
「たとえ FreeHand を使ってはおらず、われわれが提起している問題自体にそれほど関心を持っていない人たちであっても、大きな視点でみたときに、この問題が彼ら自身にも少なからず影響を与えずにはおかないということを理解してくれるだろう」
「競争の欠如は Illustrator ユーザーのためにもならないと言えます。なんら技術の革新がなされているわけでもないのに、独占的に価格がコントロールされるということは、とどのつまり Illustrator ユーザーが脆弱な製品をいちいちアップブレードしなくてはならなくなるということを意味するのであり、たとえIllustrator を使うのがいやになったとしても、ほかにどうすることもできないということなのです」
そうなのです。Illustratorファンのみなさん、聞いていますか? Adobe は FreeHand という鉱脈から10年も前に開発されたその独自の機能を掘り起こして、ただでさえコードがてんこ盛りで動作が緩慢な Illustrator に無理矢理詰め込んで移植しているだけなのです。それにもかかわらず、それを「画期的な進歩」と称し、その実これといってなんの目新しい開発もなされていない製品をよりいっそう短いスパンでリリースし、みなさんにばかばかしい出費を課しているにすぎないのです。これを悲しく残酷なことと言わないのなら、とんでもなくばかげた冗談としか言いようがありません。
「他社の製品をしのぐものを生み出すことができないからといって、企業がその製品を買収し、埋もれさせることはわれわれの社会に害悪をなす行為にほかならない。その行為は非倫理的であるだけでなく、企業の利益という大義名分のもとにこの国の進歩を妨害する行為である。」
ADOBE は、優れたソフトを買収しては、その機能だけ自社の看板ソフトに取り込んでは元のソフトを抹殺し、世界中の多くのユーザーから選択の自由を奪い、業界を踏み荒らしてきました。
GoLive、PageMaker、LiveMotion、Authorware、Framemaker、そしてFreeHand...
その ADOBE は、APPLE の iPhone、iPad が FLASH コンテンツの再生を意図的に拒否していることに対しては、Freedom of choice(選択に自由を), We love choice と訴えています。
ADOBE は、自分を正当化して世論を味方につけたいのでしょうが、自らが業界やユーザーに対してやってきたことこそが、選択の自由を踏みにじってきた反社会的な行為そのものであるということには気付いていないようです。
momo様の翻訳に一部加筆しました
食うか食われるかの資本主義なのだから、弱者は去れと言う ADOBE サイドの見解の方もおられるでしょう。
機能的に劣っているなら淘汰されるのも当然ですが、より優れたものが、企業の力関係だけで買収され、一企業の都合だけで抹殺されて行くようなことがまかり通れば、そこに健全な競争は生まれません。
実際、ADOBEの業界独占で、誰か得をしたでしょうか?
Microsoft ですら、APPLE が窮地のときには敵に塩を送りました。
独禁法違反に問われるため、買収することも潰してしまうことも出来なかったというのが真実ですが、でも そのおかげで、ユーザーがわくわくするような健全な競争・発展が現在も続いているではないですか。
さらに言えば、ADOBE が Macromedia を買収した経緯は、FreeHand との特許紛争で不利な立場に立たされた ADOBE が、金に物言わせて和解に持ち込み、あろう事か買収にまで発展させてしまったという、あるまじき方法で決着をつけたというものだったのです。(FreeHand の特許を侵犯し、特許技術の使用停止を要求された ADOBE は、Illustrator を守る為に会社ごと買収したと解釈されます)
ADOBE には、金の力で強引に業界を独占してきた、ユーザーそっちのけの反社会的という企業姿勢がくっきりと見えてきませんか? 声を大にして問います! Does Adobe really "Love Choice"?
追記:
2011年11月、ADOBE ユーザーに戦慄が走りました。 ADOBE って、、、 これでいいのか!?!?
***
シリーズを続けています。初めてお越しの方は、総集編か、カテゴリーTOP(旧い順)からご覧下さい。
→総集編 では、FreeHand の真の実力をご覧頂けます。
→続・総集編 は、総集編の続編です。総集編と合わせてご覧下さい。
→FreeHand_使い方 DTP編、FLASH編など含め、全10編。
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→付録編 では、ざっくばらんな情報をご覧いただけます。諸々入れて全10編。
→Tips編 1分で出来る小ネタ集など。全5編。
→FreeHand VS CS4 では、最新版の Illustrator CS4 と比較しています。どうよ。
→FreeHand VS CS5 では、最新版の Illustrator CS5 と比較しています。どうよ。どうよ。
→FreeHand_入門編 Illustrator の作業が、FreeHand ではこんな感じ。全10編。
→FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供。諸々10数編。
→すごいぞ FreeHand 編 今なお圧倒的な生産性の高さを誇る FreeHand の底力をご覧頂けます。
→FreeHand VS Illustrator 初期バージョンから最新バージョンまで、ガチンコ比較してみました。
→ FreeHand インストール アクチベーションサーバ廃止に伴い、シリアルナンバーが公開されました。
***
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ASPECTさま、こんばんは♪
こんなふうにASPECTさまのところでご紹介いただくなど、
ほんとうにうれしく、そして、なんだか申し訳ないような気持ちでいっぱいです(´;ω;`)
ほんとうにありがとうございました .*:・'゜☆。.:*:・
私は同じソフトを使って図面を描いている同僚のあいだでも
ことさらアナログな描き方をしていて、
FreeHandのもつ便利な機能もいまだに知らないことがいっぱいです。
でも。
それでも、ちょっと慣れれば
本物のパレットを使うように、
簡単でシンプルな操作で
自由にカラーを使ってイラストを描くことができます。
こんなに長年使っていながら、
継続使用の危機に瀕するまで、
そのすばらしさに気がつかなかったFreeHand。
知名度こそ低いソフトですが、
このすばらしいソフトがどんな形であっても
きちんと残されていくように、
ほんとうに心から願ってやみません。
そして。
こうして、
FreeHand存続のために自分でできることを少しでもしていこう…という気持ちになれたのも、
心強いASPECTさまの存在あってこそ。
ほんとうにいつもありがとうございます .*:・'゜☆。.:*:・
by momo (2010-08-04 19:39)
momoさま
画像提供 & コメントありがとうございます。
momoさまのサンプルイラストのようなものを描こうとした場合、
ドローソフトの範疇では、Illustrator しか選択肢が無いものと
多くの方に思われているとするならば、それは、なんとも残念なことですね。
ここでは、選択肢として FreeHand "も" ありますよ、なんて言う気はさらさらありません。
FreeHand "を" 選択していれば、もっと楽しく、気持ち良く、ストレスなく
絵が描け、コンテンツが作成出来、仕事も速い...と
当ブログでは、50回にわたってずっと主張してきましたから。
独善的な企業方針で、業界から選択肢を奪い去った ADOBE のこと、
それでも今なお最高のグラフィックアプリケーションであり続ける FreeHand のこと、
ご存知無い方々に、少しでも伝わればと願っています。
momoさま、ご協力ありがとうございます。
by aspect (2010-08-05 03:54)