お気に入りの音楽-3 [お気に入りの音楽]
お気に入りの音楽、【その3】です。 →→【その1】【その2】はこちら
中学・高校と、完全に洋楽に没頭していた私に、J-POPS(当時はニューミュージックと言われてましたっけ)の扉を開いてくれたのは、太田裕美さん、尾崎亜美さん、ラジさん、、、etc. の素敵な女性シンガーでした。
思春期の頃?? 同世代の女性が歌う 美しいメロディと詩が、心に響きました。
洋楽は、メロディとアレンジ重視で聴いていましたが、同世代の邦楽となれば、歌詞や声質も心に響いてくるんですよね。
■太田裕美さん ヒット曲の多さとルックスの良さ故、アイドル歌手と見られがちですが、音楽性の高さは知る人ぞ知る。
海外のJAZZレーベルに声楽参加した際に「この地球上で最も美しい声の主の一人に数えられる」と絶賛されていました。
***
洋楽一辺倒だった私の音楽志向に、一気に J-POPS を持ち込んだのは「木綿のハンカチーフ」でした。
月並みですが、私たち世代の恋愛観を見事に表現した歌詞(作詞:松本隆)は、太田裕美さんの歌唱力で、甘く切なく心に響いたのです。この曲以降、女性シンガーの曲を多く聴くようになりましたが、太田裕美さんは 今でも勿論 別格です。
裕美さんには、誰もが良く知るヒット曲が沢山ありますが、知られたヒット曲よりも、知られざる名曲にこそ、彼女の音楽性の高さ、自然で美しい歌唱力を満喫出来るものが多いと感じます。多くのファンの気持ちも同様ではないでしょうか。
解る人だけに解る曲名を少し挙げてみますね。
・知らないところで 思い出を置く君を置くより サトーハチローの詩をクラシックアレンジで。
・ピッツアハウス22時 ELEGANCEより 歌詞も、歌唱も、ひたすら切なく美しい。
・Kiss Me Far East より カーペンターズも歌ってましたが、こちらの方が◎。
・オレンジの口紅 手造りの画集より。初々しさが良いですねぇ。
・水鏡 海が泣いているより しっとりした佳曲です。ギターは、リーリトナー。
・海に降る雪 12月の旅人より しっとりした佳曲です。
・さよならの岸辺 君と歩いた青春より ドラマのエンディング曲だったような..。
・グレー&ブルー まごころより デビュー前のご自身の曲だそうです。
・白いあなた 手造りの画集より。初々しさが良いですねぇ。
・Save a Little Love 〜 Midnight Far East より 2曲続けて。コルネットは日野皓正。
・真夜中のラブレター 始まりはまごころだったより 裕美さんらしい素敵な曲調です。
(年代順不同)
一通り アルバムを持ってる人だけに解る、この選曲。(^^) 知らない人にこそ聴かせてあげたい珠玉の名曲ですねぇ。
彼女のライブでは、たまに、アカペラで歌ってくれることもあります。マイクも通さない生の歌唱は、ゾクッとする程の美しさです。アカペラのレコーディングはありませんが、Save a Little Love では、その片鱗を聴くことができます。ヘッドホンで少しボリウムを上げ目で聴いてみて下さい。イントロ部分など、息づかいまで伝わってくる鳥肌ものの歌唱です。
彼女には、素晴らしいアルバム・隠れた名曲が多すぎて、取捨選択出来ない程です。
アルバムの中には、いわゆる「らしくない」チャレンジブルなものもありますが、音楽創りに対する真摯な姿勢の賜物で、それらもやはり名盤です。私の中では、画家「ターナー」が、写実風景画の頂点を極めてから周囲の評価を振り切って印象派の先駆けへと変貌していくといった 新しい芸術領域へのチャレンジに通じるものがある、とさえ感じているほどです。
全アルバムがCDで復刻されています。ベストアルバムだと、ヒット曲ばかりになりますから、彼女に興味のある方は、オリジナルアルバムの購入をお薦めします。どのアルバムも期待を裏切るものはありませんから。
最近、彼女は 伊勢正三、大野真澄の3人でユニットを組んで活動しています。伊勢正三の楽曲では「→ 君と歩いた青春」があまりにも有名ですね。この曲は、太田裕美バージョンと、伊勢正三バージョンがあり、どちらもとても印象的です。
裕美さんバージョンは、確か、過去3度リリースされていたと思います。「→ 青空の翳り」とともに、ライブでは弾き語りの定番です。
追記:
YouTube で素敵な映像を見つけました。歌い終わった後の表情が最高です !! →こちら
最近の録音のものも素晴らしいです。→こちら →こちらも
太田裕美さんのアルバムの試聴はこちらで可能です。
***
■尾崎亜美デビューアルバム【シェイディ】 松任谷正隆プロデュース
デビュー曲の【瞑想】は、後の「オリビアを聴きながら」に匹敵する とても素敵な曲でした。
尾崎亜美さんも、今更説明の必要も無い素晴らしいアーチストですね。「オリビアを聴きながら」や「春の予感」「マイピュアレディ」は、誰でも知ってる名曲です。ですが、私はデビュー曲の「瞑想」が一番好印象ですね。デビュー曲は あまり知られていないようですので、ご存じない方は機会があれば是非聴いてみて下さい。
追記:YouTube にデビュー曲「瞑想」がアップされてましたのでご案内します。
***
■ラジさんのアルバムは、整理中ですので、追ってアップします。
スカイラインのCMソング(たぶん、Skyline JAPAN。ケンメリではありません。)と言えば、ピンと来る方も多いのでは? こちらは、たしか高橋ユキヒロプロデュースだったと記憶しています。ネット検索では殆ど情報がないですが、とても素敵なアルバムを残してくれています。
追記:YouTube にデビューアルバムがアップされてましたのでご案内します。
追記:超貴重! 当時のスカイライン JAPAN CM 見つけました !! YouTube ありがとう!
こちらはセカンドアルバムだったと思います。南佳孝さんとのデュオ。素晴らしいですね。
当方、現在アナログレコードが再生できる環境に無い為、YouTube で見つけたコンテンツを紹介させていただきました。
***
→その4【クラシック音楽】に続く
中学・高校と、完全に洋楽に没頭していた私に、J-POPS(当時はニューミュージックと言われてましたっけ)の扉を開いてくれたのは、太田裕美さん、尾崎亜美さん、ラジさん、、、etc. の素敵な女性シンガーでした。
思春期の頃?? 同世代の女性が歌う 美しいメロディと詩が、心に響きました。
洋楽は、メロディとアレンジ重視で聴いていましたが、同世代の邦楽となれば、歌詞や声質も心に響いてくるんですよね。
■太田裕美さん ヒット曲の多さとルックスの良さ故、アイドル歌手と見られがちですが、音楽性の高さは知る人ぞ知る。
海外のJAZZレーベルに声楽参加した際に「この地球上で最も美しい声の主の一人に数えられる」と絶賛されていました。
***
洋楽一辺倒だった私の音楽志向に、一気に J-POPS を持ち込んだのは「木綿のハンカチーフ」でした。
月並みですが、私たち世代の恋愛観を見事に表現した歌詞(作詞:松本隆)は、太田裕美さんの歌唱力で、甘く切なく心に響いたのです。この曲以降、女性シンガーの曲を多く聴くようになりましたが、太田裕美さんは 今でも勿論 別格です。
裕美さんには、誰もが良く知るヒット曲が沢山ありますが、知られたヒット曲よりも、知られざる名曲にこそ、彼女の音楽性の高さ、自然で美しい歌唱力を満喫出来るものが多いと感じます。多くのファンの気持ちも同様ではないでしょうか。
解る人だけに解る曲名を少し挙げてみますね。
・知らないところで 思い出を置く君を置くより サトーハチローの詩をクラシックアレンジで。
・ピッツアハウス22時 ELEGANCEより 歌詞も、歌唱も、ひたすら切なく美しい。
・Kiss Me Far East より カーペンターズも歌ってましたが、こちらの方が◎。
・オレンジの口紅 手造りの画集より。初々しさが良いですねぇ。
・水鏡 海が泣いているより しっとりした佳曲です。ギターは、リーリトナー。
・海に降る雪 12月の旅人より しっとりした佳曲です。
・さよならの岸辺 君と歩いた青春より ドラマのエンディング曲だったような..。
・グレー&ブルー まごころより デビュー前のご自身の曲だそうです。
・白いあなた 手造りの画集より。初々しさが良いですねぇ。
・Save a Little Love 〜 Midnight Far East より 2曲続けて。コルネットは日野皓正。
・真夜中のラブレター 始まりはまごころだったより 裕美さんらしい素敵な曲調です。
(年代順不同)
一通り アルバムを持ってる人だけに解る、この選曲。(^^) 知らない人にこそ聴かせてあげたい珠玉の名曲ですねぇ。
彼女のライブでは、たまに、アカペラで歌ってくれることもあります。マイクも通さない生の歌唱は、ゾクッとする程の美しさです。アカペラのレコーディングはありませんが、Save a Little Love では、その片鱗を聴くことができます。ヘッドホンで少しボリウムを上げ目で聴いてみて下さい。イントロ部分など、息づかいまで伝わってくる鳥肌ものの歌唱です。
彼女には、素晴らしいアルバム・隠れた名曲が多すぎて、取捨選択出来ない程です。
アルバムの中には、いわゆる「らしくない」チャレンジブルなものもありますが、音楽創りに対する真摯な姿勢の賜物で、それらもやはり名盤です。私の中では、画家「ターナー」が、写実風景画の頂点を極めてから周囲の評価を振り切って印象派の先駆けへと変貌していくといった 新しい芸術領域へのチャレンジに通じるものがある、とさえ感じているほどです。
全アルバムがCDで復刻されています。ベストアルバムだと、ヒット曲ばかりになりますから、彼女に興味のある方は、オリジナルアルバムの購入をお薦めします。どのアルバムも期待を裏切るものはありませんから。
最近、彼女は 伊勢正三、大野真澄の3人でユニットを組んで活動しています。伊勢正三の楽曲では「→ 君と歩いた青春」があまりにも有名ですね。この曲は、太田裕美バージョンと、伊勢正三バージョンがあり、どちらもとても印象的です。
裕美さんバージョンは、確か、過去3度リリースされていたと思います。「→ 青空の翳り」とともに、ライブでは弾き語りの定番です。
追記:
YouTube で素敵な映像を見つけました。歌い終わった後の表情が最高です !! →こちら
最近の録音のものも素晴らしいです。→こちら →こちらも
太田裕美さんのアルバムの試聴はこちらで可能です。
***
■尾崎亜美デビューアルバム【シェイディ】 松任谷正隆プロデュース
デビュー曲の【瞑想】は、後の「オリビアを聴きながら」に匹敵する とても素敵な曲でした。
尾崎亜美さんも、今更説明の必要も無い素晴らしいアーチストですね。「オリビアを聴きながら」や「春の予感」「マイピュアレディ」は、誰でも知ってる名曲です。ですが、私はデビュー曲の「瞑想」が一番好印象ですね。デビュー曲は あまり知られていないようですので、ご存じない方は機会があれば是非聴いてみて下さい。
追記:YouTube にデビュー曲「瞑想」がアップされてましたのでご案内します。
***
■ラジさんのアルバムは、整理中ですので、追ってアップします。
スカイラインのCMソング(たぶん、Skyline JAPAN。ケンメリではありません。)と言えば、ピンと来る方も多いのでは? こちらは、たしか高橋ユキヒロプロデュースだったと記憶しています。ネット検索では殆ど情報がないですが、とても素敵なアルバムを残してくれています。
追記:YouTube にデビューアルバムがアップされてましたのでご案内します。
追記:超貴重! 当時のスカイライン JAPAN CM 見つけました !! YouTube ありがとう!
こちらはセカンドアルバムだったと思います。南佳孝さんとのデュオ。素晴らしいですね。
当方、現在アナログレコードが再生できる環境に無い為、YouTube で見つけたコンテンツを紹介させていただきました。
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→その4【クラシック音楽】に続く
こんばんは。
なんかストーカーみたいですみません。
タグクラウドの中に太田裕美さんがありまして、ちょっとクリックしてみたら、、、太田裕美さんお好きなんですね。
私は有名な曲しか知りませんが、良く聴いたのは「しあわせ未満」とか、「失恋魔術師」あと曲名が思い出せませんが、♫〜恋人たちのいつ〜わりは〜100も ある のに〜♫ とかはカセットに入れて良く聴いてました。
太田裕美さんは、私が応援している天地真理さんの数少ない親友なんですよ。ナベプロ時代から。今でも。
真理さん、ああ見えても国立音大付属高卒なんですよ。だからピアノもバリバリ弾けます。
太田裕美さんも雨だれなんかピアノ弾き語りですよね。真理さんの結婚式にも裕美さん、雨だれの弾き語りされてます。
以前fmの夕方の番組されてましたよね。仕事しながら聞いてました。
梅田オフィスには電子ドラムセット置かれてますね。本当ストーカーみたいすみません^^; ドラムやられるんですか? 凄いですね、というか あの眺めの良いオフィスで夢のような世界です^^; 羨ましいです。
私は高校時代から20代前半までアナログシンセサイザーやってました。冨田勲さんに憧れて。冨田さんの影響でクラシックを聴き始めました。
by 馬Q (2014-09-30 19:43)
ドビュッシーの夢でしたっけ、冨田勲さん。私もよく聞きました。
展覧会の絵の卵の殻をつけたひよこも可愛い表現でしたよね。
私もシンセサイザーに憧れて(当時 Roland 持ってた友人が居ました)ましたが
買えなかったので、ピアニカの鍵盤にマイクロスイッチを並べて、発信器を取り付けて
自製(自称)シンセで遊んでいました。(和音は出ないけど変わった音は色々出ましたョ)
リックウェイクマンや ELP も良かったですよねぇ。
他には、レーモンルフェーブルで ビバルディの冬とか、モーツアルトの40番とか。
馴染みやすく、洗練されたアレンジがクラシックの世界に誘ってくれました。
中高時代は、POPクラシックで入門して、クラシック中心、時々ハードロックて感じでした。
それが突然色気付いた頃から 太田裕美さん一辺倒に! 四十位までその一辺倒は続いたのでありますよ(^^)
その後、クラシックの生演奏会に入り浸ってからはオーディオに復帰して、
現在は JAZZ、クラシック中心に聴いてます。
もちろん、今でも色々聴きますし、太田裕美さんは東京まで追っかけた事も有りましたョ
(比較的最近にも)。
ただ、オーディオセットと対峙する時は、やっぱりクラシックがいいですね。
アコースティックサウンドと音楽の歴史を肌で感じることが出来ます。
深夜、シンフォニーホールでの演奏を思い描いて、NS-30の音に包まれる時間が好きです。
(深夜なので控えめの音ですけど)
by aspect (2014-10-01 01:40)
おはようございます。
ドビュッシーは私が一番好きな作曲家です。
「夢」は動画作ってます。https://www.youtube.com/watch?v=wYuhWvZ-pGo&feature=gp-n-y&google_comment_id=z12bjjxywqv4gl4qk04chf2orxy5h1oy0qg0k
古典的なパラパラ動画です。モーションなんかありません。
元々動画を作ってました。それであまりにも人様の画像を無断で拝借するのに呵責を感じて、自作絵で作ろうと始めたのがイラレのイラストでした。その後無理してCS5Webプレミアム買ってFlash始めましたが、私のような百姓は難しく、それに余り休日なくて殆ど触れてません^^;
リックウェイクマンとかエマーソン・レイク&パーマとかはプログレですよね。昔キーボードの雑誌で見たことあります。デカいmoogIIIなんかをライブに持ち込んで弾いてるのも写真で見たことあります。プログレは自分にはちょっと合いません^^;
それにしても色々高尚なご趣味がお有りで^^
by 馬Q (2014-10-01 06:58)
YouTube 拝見しました。すごいですね。なんか、創りたくてウズウズしてるのが伝わってきます。
夢も素晴らしいですけど、「江戸電氣花火」や「真理ちゃんの切り抜き講座」もいいですね!
独特な世界に引きずり込まれてしまいました。
私なんて、最近は作業的な事が多くて、創作っぽい事からは随分遠ざかっております。
仕事ばかりに追われてないで、なんかせにゃならんなぁと思ってしまいました。
とりあえずは、ブログの更新からでも….
by aspect (2014-10-01 23:05)